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ヤングケアラー、県が初の実態調査

本紙掲載日:2023-01-24
1面

家事、見守り、送り迎え・小6、中2、高2対象

◆小中学生3・8%、世話している家族「いる」

 県は、子どもが家族の世話を日常的に担うヤングケアラーに関する初の実態調査の結果(速報値)を公表した。世話をしている家族が「いる」と回答した割合は小学生と中学生が各3・8%、高校生が3・2%で、相手はいずれも「きょうだい」が最も多かった。県議会厚生常任委員会で報告された。

 調査は昨年9月から、県内の公立、私立学校計428校の小学6年生(1万163人)、中学2年生(1万46人)、高校2年生(9179人)を対象に実施。それぞれ9642人(94・9%)、8653人(86・1%)、7295人(79・5%)が回答した。

 その結果、小学6年生369人(3・8%)、中学2年生330人(3・8%)、高校2年生231人(3・2%)が、世話をしている家族が「いる」と回答。相手については「きょうだい」に続き、「父母」「祖父母」の回答割合が高かった。

 世話の内容については、「家事(食事の準備や掃除、洗濯)」が小学6年生40・1%、中学2年生39・1%、高校2年生48・9%。「見守り」がそれぞれ35・8%、43・0%、45・5%。「きょうだいのお世話や送り迎え」が28・7%、32・7%、30・3%など目立った。

 そのほか、「おふろやトイレのお世話」「買いものや散歩に一緒にいく」「話を聞く」「お金・薬の管理」「病院に一緒にいく」「通訳(日本語や手話など)」の項目への回答もあった。

 世話の頻度は「ほぼ毎日」が小学6年生46・3%、中学2年生は50・0%、高校2年生は49・4%で最多。平日に費やす時間は「3時間未満」が58・8%、48・5%、45・9%、「7時間以上」の回答も8・4%、11・8%、10・4%あった。

 世話によりできていないこととして、「特にない」が小学6年生65・9%、中学2年生53・0%、高校2年生51・5%。一方で、「宿題や勉強の時間がとれない」との回答も10・6%、13・0%、9・1%みられた。

 誰かに相談したことがあると回答した割合は、小学6年生20・6%、中学2年生18・8%、高校2年生21・2%。相談相手は「家族・友人」の割合が多くを占め、次いで「学校の先生」「親戚」などの順。医療や福祉サービスなど地域の支援者への割合は低い傾向だった。

 相談していない理由としては、「相談するほどの悩みではない」が小学6年生69・3%、中学2年生71・5%、高校2年生71・5%と高い割合。「家族のことを話したくない(知られたくない、偏見を持たれたくない)」も7・1%、27・6%、17・7%あった。

 県は「調査結果の詳細を分析した報告書を年度内に公表するとともに、明らかになった実態を踏まえ、介護や看護、生活困窮といったさまざまな問題を抱える子ども・若者を早期に発見し、適切な支援機関につなげられるよう、多機関連携による支援体制を整備したい」としている。

 県子ども・若者総合相談センターの相談電話(電話0985・41・7830)、18歳以下は通話無料の子ども相談ダイヤル(0120・730・130)。受付時間は午前10時〜午後5時(定休日は木、日曜日、祝日、年末年始)

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