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2023年年頭インタビュー(22)−黒木繁人日向市観光協会会長

本紙掲載日:2023-02-22
1面

経済が回る「循環」を観光で−大前提は地域が幸せに暮らすこと

−−昨年7月、会長に就任しました。

観光協会としては一つのキーワードとして「循環」を掲げています。「観光客の循環」(リピート来訪)、「地域資源の循環」(地元消費)、「地域内でのお金の循環」(地域の豊かさ向上)です。循環の目的は、地域の人たちが幸せに暮らしていけることが大前提。そのためには経済が回る仕組みを観光で求めていくこと。産業としての観光は、お金を落す場所を決めること。現実的にお金を循環させることは非常に大切です。
就任後まずは、経験者が礎になって若い人に道を譲り、バトンタッチする「人づくり」に着手しました。にぎわい創出委員会をつくり、若い優秀な人に入ってもらって活動しています。いつの時も人づくりは根本的な課題です。
コロナ禍、ウクライナとロシアの戦争など時代が変化しています。インバウンドが戻らない、海外に行けないなどの問題がある一方、働き方も変わり、ICTやDX推進の背中を押してくれた側面もあります。今後、観光も価値観の変化とともに進化していきます。

−−市ポストコロナ観光戦略がスタートしました。

観光でも何でも一緒ですが、良い取り組みをしても発信力がないとだめですね。どう広報するか。観光産業は、プロモーションが必要な産業。インターネット上に情報がないということは存在しないと同じ。やはり発信力、認知力、そして腹落ち力が大切です。腹に落ちてはじめて物を買ったり、観光に行ったりしますから。
広報形態も変わってきているのでSNS、口コミなどをいかに活用していくかが鍵です。その際、エキスパート、深く掘る人がいると強いですね。その人の後を継ぐ人も育てていく必要があります。

−−昨年、日向岬の馬ケ背に崖の下が透けて見えるデッキ「スケルッチャ」が完成しました。

観光地整備として一歩踏み出したことは、非常に良いこと。スケルッチャが完成したので、その次の二本目、三本目の矢が大事だと考えています。スケルッチャを使って何かをしたり、誰かに来てもらったり。灯台も御鉾ケ浦もあるので、周辺の魅力も売っていけるといいですね。にぎわい創出委員会でも考えているところです。

−−ひょっとこ夏祭り、今年は開催が期待されます。

感染状況次第ですが、規模縮小してでも何とか開催したいと思っています。全国のひょっとこファンに4年分の熱気で踊ってもらう。「聖地で踊りたい」という人たちに踊れる場を提供したいです。地元の盛り上がりも含めて、4年分のおもてなしをしたい。それに向けて準備を進めています。

−−抱負をお願いします。

今年、注力したいのは、若い人たちと一緒に外を見ること。日本の発明家、実業家の豊田佐吉も「障子を開けてみよ、外は広いぞ」という言葉を残しています。外に出て知見を広げることは大切です。そして、循環。お金を落とす観光産業づくりができれば、地域の人たちや観光産業の人たちが幸せになると思います。

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