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2023年年頭インタビュー(23)−竹尾通洋高千穂町観光協会会長

本紙掲載日:2023-02-23
1面

すでにある資源に磨き掛ける−次世代につなぐ基盤づくりに注力

−−昨年の振り返りを。

職員の就業規則や給与体系、会員に負担していただく会費規定などを見直し、ある程度皆さんが平等になるよう、矛盾を生まないよう精査しました。今後の事業展開も含め、初就任直後(2021年6月)から進めてきた改革が一区切りつき、赤字事業もほとんどなくなりました。ようやく理想的な運営ができ始めたのかなという思いです。

−−観光業を通じた地域活性化への思いを聞かせてください。

高千穂町がすでに持っている資源に磨きを掛けることが大切です。世界農業遺産(15年認定)とユネスコエコパーク(17年登録)、これにユネスコ無形文化遺産登録を目指す「高千穂の夜神楽」を加えた〃3本の矢〃を活用し、日本一と言われる神話のまちづくりを思案しています。町中心部のにぎわい創出も必要です。クロスモール(電子商取引の運営業務を一元管理できる受注管理システム)の整備や高台にある会館を観光客が立ち寄りやすい場所に移転することができないか検討しています。

−−台風14号で観光の目玉である高千穂峡も甚大な被害を受けました。

毎年4月に高千穂峡の安全祈願祭を行いますが、残念ながら何かしらの災害で観光業に逆風が吹くことはあります。今回は遊歩道の壊滅、ボート乗り場の水没といった激甚的な被害を受けたわけですが、これを神様からの試練と捉え、復興と観光振興への気構えを持って取り組まなければなりません。台風や地震は自然の原理であり、再び起きることは間違いないと思います。町内には見て、感じることのできる神話が多くあるので、高千穂峡に頼り切りの現状を打破するきっかけと受け止めています。

−−新型コロナウイルス感染症の観光業への影響について。

ウイルスまん延に対する怖さはあり、自粛や規制も重要と考えていますが、同時に感染防止対策を徹底しながら「ウィズコロナ」に向けた取り組みも進めなければなりません。今年は全国区の著名人を観光大使に任命する準備も整えていますし、すでに大使としてご尽力いただいている名城大学(女子駅伝部監督)の米田勝朗さん=同町出身=が全日本大学女子駅伝対校選手権6連覇を果たし、高千穂町の知名度を高めてくれました。詳細はお楽しみですが、8月には町内で世界規模の催しが開かれる予定もあり、これが成功すればインバウンドの来町者数も増えると期待しています。

−−今年の抱負を。

昨年の台風14号被災時のような「もしも」の状況下でも協会を維持できる内部保留を持ち続けなければなりません。その過程で、観光業全般について道筋を示す一年にできればと考えています。今の大人の役目は未来を担う若者が活躍する場をつくることです。今年は役員改選もあるので再任されるかは分かりませんが、任せてもらえるのであれば次世代につなぐ基盤づくりに力を注ぎたいです。

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