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食料安全保障が主要テーマ
◆農業、持続可能性の確保を議論
G7(先進7カ国)宮崎農業大臣会合が22日、宮崎市で開幕する。気候変動や不安定な国際情勢などによる食料安定供給が懸念される中、食料安全保障を主要テーマに農業の持続可能性の確保などを中心とした議論が23日まで2日間の日程で行われる。
議長国の日本をはじめアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダの7カ国の農相や関係者のほか、欧州連合(EU)、関係の国際機関の代表団らが参加する予定で、20日から21日にかけて続々と宮崎入りしている。
農林水産省によると、会合の方向性としては農業の生産性向上と持続可能性の両立、自国の生産資源の持続可能な形での活用、イノベーションが生産現場で普及・活用される必要性などについて議論し、共同声明と「農業の持続可能性に関する宮崎アクション」の採択を目指す。
わが国の貢献としては、持続可能な農業生産の実現に向けた国際農業開発基金(IFAD)主導のプロジェクトに資金を拠出するとともに、他のG7各国からの拠出も募る。また、G7各国の研究機関が連携し、持続可能な農業についての望ましい政策を提言するための共同調査研究の実施も実現したい考え。
会合ではこのほか、地元高校生の提言の発表や企業と閣僚との対話、宮崎市内の農家の視察などが行われるほか、会合前などに参加国の二国間会談も予定されている。また、展示ブースでは地球資源の循環利用やイノベーションの推進など持続可能な農業の実現に向けたわが国の取り組みについて全35点(パネル、試食、実演など)を展示する予定で、地域資源の循環利用やイノベーションの推進など持続可能な農業の実現に向けたわが国の取り組みを世界にPRする。
◆21日夕までに本県入り−参加国、各機関の代表者
22日から宮崎市のシーガイアコンベンションセンターで開幕するG7宮崎農業大臣会合に合わせ、イギリスと国際機関「国際農業開発基金(IFAD)」の代表者が20日夕、宮崎ブーゲンビリア空港に到着した。21日午後7時ごろまでには、参加するすべての国や機関が本県入りする予定。
この日に到着したのは、英国環境・食糧・農村地域省自然環境および土地活用担当大臣のトルーディ・ハリソン氏と、IFAD総裁のアルバロ・ラリオ氏。同会合のボランティアサポーターらの出迎えられ、宮崎市のサンシャインレディから花の首飾りの贈呈を受けた。
21日は午後7時ごろまでにドイツとカナダ、日本、フランス、欧州連合(EU)、国際連合世界食糧計画(WFP)、国際連合食糧農業機関(FAO)の代表が本県入りする見込み。
同会合では主要テーマについて議論するほか、IFADが発足させるプロジェクトに日本が2・3億円を拠出することも発表する予定。このプロジェクトは、途上国の農業者と先進国の食品企業をつなぎ、持続可能な生産と調達を実現することが狙いだという。
◆歓迎レセプション、高千穂神楽を披露−料理、地元産食材にチキン南蛮など
21日夜に行われるG7宮崎農業大臣会合のウェルカムレセプションで、高千穂町の三田井地区神楽保存会(甲斐晃一郎会長)の会員4人が、高千穂神楽を披露する。甲斐会長は「高千穂神楽の名に恥じぬように臨みたい」と意気込んでいる。
甲斐会長ら4人は、ウェルカムレセプションのオープニングアトラクションで、天照大神を見つけ出す「手力雄(たぢからお)の舞」を奉納する。
2000年に本県で開かれた九州・沖縄サミット宮崎外相会合でも舞った経験があるという甲斐会長は「各国の代表者が集う場で披露できるのは光栄。世界の皆さんに高千穂神楽の良さを分かってもらえたら」と話した。
アトラクションにはほかに、橘太鼓「響座」、津軽三味線や日本民謡の村上三絃道も出演する。
レセプション会場は宮崎の海、山、町や農村など、豊かな日本を再現。各エリアに宮崎牛や宮崎ブランドポークにチキン南蛮、シイタケやトマト、完熟マンゴーなど県産品を使った料理、デザートが並ぶ。ドリンク類も宮崎の焼酎や清酒、へべすドリンクなどが提供されるという。
◆24時間態勢、警備強化、不審物の有無など周辺捜索−県警
G7宮崎農業大臣会合(22、23日、宮崎市のシーガイアコンベンションセンター)本番目前の20日、会場周辺などで捜索活動が行われ、県内外の警察官数百人が爆発物やドローンなど不審物の有無を確認した。また、24時間態勢の警備を始めた。
捜索活動は同センター一帯と会場周辺の海岸などで実施。このうち会場近くの市民の森では、カメラ機能付きの特殊な機器などを持った警察官が「異常なし」などと確認しながら、水中や垣根の中、やぶを見て回った。
コーン標識やゲートも準備し、会場入り口交差点などに検問を設置。シーガイアテニスアカデミーからフェニックス自然動物園までとその周辺で交通規制を始め、宿泊客を含めた入場者の手荷物検査など24時間態勢の警備をスタートさせた。
県警本部警備第二課によると、和歌山市での首相襲撃事件を受け、人員配置や制服警官の数などを見直したという。同課の竹内賢次課長は「あらゆる事案に対応できるよう、警備に万全を喫したい」と話していた。