日向ひょっとこ夏祭り

５日本祭り、午後６時からパレード

◆個人戦キッズ、地元の小４児童が初優勝

　４年ぶりの開催となる「第４０回日向ひょっとこ夏祭り」は４日、日向市上町の日向市駅前交流広場「あくがれ広場」で前夜祭が行われた。本祭りの５日は午後６時から、同広場や中心市街地でひょっとこ踊りパレードが行われる。（正午現在）。

　前夜祭は個人戦があり、県内外から約１００人が出場。今年は一般、キッズの両部門に加え、新たにシニアの部が加わり、各部門で「きつね」「おかめ」「ひょっとこ」がそれぞれ表現力や演技を競い合った。

　出場者は「テンテコテン」のはやしに合わせてステージを１周。審査席や観客席に向かってコミカルな踊りを披露し、笑いを振りまいていた。

　審査の結果、県北関係はキッズの部で、ひょっとこを踊った日向市永江町の日知屋東小学校４年飯干夢叶さん（９）＝永江町壮年会親子連＝が初出場で初優勝した。飯干さんは「きれいに踊ろうと思った。緊張したけど楽しかった」と笑顔で話した。

　この日は日向市出身のシンガーソングライター倉沢よしえさんのライブも行われた。同祭りのイメージソング「日向のひかり」を披露すると、個人戦出場者や来場者が飛び入りでステージに上がり、倉沢さんの歌に合わせて思い思いに踊って会場を盛り上げた。

　５日は午後４時５０分から開会式があり、同５時１０分から日向市観光大使の水森かおりさんによるミニステージを開催。その後、全国から集まった踊り手たちが、真っ赤な法被姿で持ち前のパフォーマンスを披露する。