【お知らせとおことわり】

 夕刊デイリー新聞ならびにYUKAN-DAILY-WEBを
ご利用いただきありがとうございます。

 著作権保護のためWEBブラウザ上からの記事・写真の
ダイレクトプリントができないようになっております。
ご了承下さい。

 サイト内の写真は本紙に掲載されたものですが
本紙掲載分の写真については以下のような規定があります。


 夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。

 スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?

 写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。

写真のサイズと料金は次の通りです。

▽L  サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加)


L  サイズ
(8.9×12.7センチ)
1枚 300円
LL サイズ
(12.7×17.8センチ)
1枚 500円
A4 サイズ
(21×29.8センチ)
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加)

 提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
 掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。

 受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
 写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
 また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。

 写真は個人的利用に限ります。 印刷物などに用いることはできません。

 写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。


 お問い合わせ、お申し込みは
 本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。

 
口座振替

新型コロナ週刊トピック−定点当たり25・84人、前週より減少

本紙掲載日:2023-08-12
2面

入院354人、73人・増重症者は2人

 県の感染症週報第31週(7月31日〜8月6日)によると、県内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者数は定点当たり25・84人で、前週から5・0%減少しました。今月9日時点で入院患者は354人で前週からさらに73人増加し、重症者は1人減の2人が報告されました。

◆県内6医療圏域が「赤」=

 新型コロナの感染症法上の位置付けが「5類」移行後に県が設けた注意喚起の区分では3週連続で、県内7医療圏域のうち6圏域が上から2番目の「赤圏域」(基準値=定点当たり20人以上)となっています。

 定点当たりの感染者数は、最多の延岡・西臼杵が40・33人と前週から9・3%減少しましたが5週連続、日向・東臼杵も7・6%減の同24・33人でしたが3週続けて赤圏域となりました。

 ほかに、西都・児湯(定点当たり26・33人)、都城・北諸県(同25・50人)、宮崎・東諸県(同22・22人)、日南・串間(同22・20人)、も前週に続けて赤圏域の状況。小林・えびの・西諸県(同16・50人)は前週に続きオレンジ圏域(基準値=同10人以上)でした。都道府県別の状況は14日に更新される予定です。

 県内の定点医療機関から報告された新規感染者数の年代別割合は、多い順に、5歳未満15%▽5〜9歳が14%▽10〜14歳と40代が12%▽50代10%▽30代と60代が8%▽20代と70代が6%▽15〜19歳が5%▽80代以上が4%でした。

◆延岡市、なおも拡大傾向

 延岡市が独自に集計している新型コロナの週報によると、先週1週間(7月31〜8月6日)に協力医療機関から報告された新規感染者数は、前週から107人(9・9%)増加して1075人に上り、「5類」移行後初めて1000人を超えました。

 日別では、7月31日220人▽8月1日212人▽2日151人▽3日175人▽4日148人▽5日131人▽6日38人となっています。7日は304人と「5類」移行後で初めて1日当たり300人を超えるなどなおも拡大傾向にあります。

◆県推計は1日当たり1166人

 県が定点報告数を基にした推計で、県内の新規感染者数(7月31日〜8月6日)は1日当たり1108人と前週より58人減少しましたが、3週連続で1000人を超えました。このため入院患者数は増加傾向が続いています。

 県内で定点医療機関当たりの感染者数が最も多い延岡・西臼杵圏域では、高千穗保健所管内の定点当たり報告数が20・00人で前週の37・50人からさらに減少した一方、延岡保健所管内は46・14人で前週の46・43人とほぼ変わらず、県内でも突出しています。

 救急受け入れの調整などに当たっている佐藤圭創医師(延岡市新型コロナ対策アドバイザー)によると、感染者数が多いとその約2週間後に重症者や入院患者数が増加する傾向にあります。

 延岡市内ではすでに感染者の急増に伴う救急要請の増加で、受け入れ先の医療機関が長時間見つからない「搬送困難」事案が散発しているといい、今後はより重篤な患者が増えて医療現場が行き詰まる恐れもあります。

◆盆明け、感染拡大のピークか−「医療緊急事態宣言」発令の段階

 3次病院の県立延岡病院(県病院)や、延岡市医師会病院など市内の2次病院では「5類」移行後も、専用病床を確保しながら新型コロナ患者の入院を受け入れていますが、先週ついに満床となりました。

 このため市医師会は入院ベッドがある1次病院にも、平時から少しずつでも新型コロナ患者用の病床を確保してもらえるよう急ぎ要請し、入院調整のためのプロトコル(指針)を共有しているところです。

 過去のデータからお盆明けに、より大きな感染拡大のピークが起きることはほぼ確実で、全数把握ができないため比較できませんが、専門家は感染者数が昨年夏を大きく上回るとみて危機感を強めています。

 こうした状況に鑑み、県病院や市医師会は市民に対して、昨年のお盆前と同様に「医療緊急事態宣言」の発令段階にあるとして、その場に応じた感染対策の徹底を訴えています。

◆盆で休診安易な受診控えて−延岡市・市民に呼び掛け

 延岡市も今週、市民に向けた緊急の呼び掛けを発表しました。お盆期間中の11〜15日は多くの医療機関が休診となるため、「体調不良時は状態に応じた受診を検討することで、延岡市の医療を守りましょう」と求めています。

 また、休日当番医や夜間急病センターは救急受診のための医療機関なので安易な受診は控える▽14、15日は多くの医療機関が休診となるため症状が軽い場合は自宅療養や電話相談などを検討▽体調不良時の備えとして検査キットや薬(解熱剤、鎮痛剤、せき止めなど)、数日分の食料品などを準備▽適度な運動やバランスの取れた食事、十分な睡眠などで免疫力を高める▽基本的な感染対策(換気、手洗い、密の回避、場に応じたマスクなど)を心掛けるよう呼び掛けています。

◆迷ったら電話相談を

 延岡市では医療機関の受診に関する相談や療養中に体調が急変して対処に迷う場合などは県新型コロナ感染症相談窓口(電話0985・78・5670、24時間対応)に連絡するよう呼び掛けています。その他新型コロナ関連の相談は市のなんでも総合相談センター(電話延岡20・7105、毎日午前9時〜午後4時)でも受け付けています。

その他の記事/過去の記事
page-top