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書家の筆使い、間近に

本紙掲載日：2023-08-14

8面

五ケ瀬中等校教諭・藤高さん招き研修－延岡書道協会など

　延岡書道協会（伊藤春華会長）と県書道協会延岡支部（大塚葉風支部長）の合同会員研修会は６日、延岡市本小路のカルチャープラザのべおかであり、約６０人が参加、県立五ケ瀬中等教育学校の芸術科教諭で書家の藤高霧島（本名・祐太朗）さん（３８）が「私の書道とあゆみ」と題して話した。

　藤高さんは高千穂町出身。国内最高峰の日展で今年、８回目の入選を果たし、３８歳という異例の若さで日展会友の認定基準を満たした。

　自身の書道人生を振り返った藤高さんは、高校教員として伝統文化を継承している現在の日々について、「（大学などを）卒業して時間が空いた時に、書道を続けたいと言ってくれることがうれしい。これからも、そういった生徒たちとの出会いを続けていきたい」と話した。

　講演後には揮毫（きごう）の時間もあり、時間を見つけては日々行っているという臨書を実演。「作品作りをする際は必ず本を近くに置いて書いている」「手首ではなく肩で書く」など、自身が気を付けていることなどを惜しみなく伝えた。

　参加者は、藤高さんが揮毫する姿をスマートフォンで動画撮影しながら、一挙手一投足を見逃さないよう集中して見詰め、書き終わるたびに感嘆の声や大きな拍手が響いた。

　伊藤会長（７２）は「地方にいると、師匠の字や書く姿しか見る機会がなく、勉強の機会も少ない。筆使いを目の当たりにできるのは自分の学びにプラスされて良かったと思う。皆さん燃えていたし、いい時間になった」と話していた。

書家の筆使い、間近に

楽しい海外のクリスマス－外国人と交流

ＦＣ延岡ＡＧＡＴＡ－エンクロスを〃ジャック〃

ものづくり科学に関心－川島小で体験学習

神楽奉納、みこし地域巡行－日向市平岩

巨典の－故郷は遠きにありて思うもの（３９）

ボルダリング体験－南中

子どもみこし「わっしょい」－下舞野神社冬祭り

出前授業、やりがい体感－日之影

市役所・駅で美化活動－日向

盲導犬・触れ合って役割理解－岡富小

五ケ瀬スキー場、２０日オープン

エンクロスで「冬のおはなし会」－延岡

楽しい海外のクリスマス－外国人と交流

重機使う仕事「すごい」－日知屋東小で出張講座

機能別消防団員に任命－九州医療科学大の学生１８人

ＦＣ延岡ＡＧＡＴＡ－エンクロスを〃ジャック〃

ものづくり科学に関心－川島小で体験学習

風化する戦争の記憶継承－ステージ発表やパネル展

ポストのオブジェ塗り直す－西階幼稚園

映像通報システム正式運用－延岡市消防本部

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