夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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夏もひんやり、登山者の疲れ癒やす
宮崎、大分、熊本の3県境にまたがる祖母山(標高1756メートル)の中腹で、冷たい〃吐息〃を放つ「風穴(ふうけつ)」が登山者の疲れを癒やしている。
◆小話や逸話も
風穴は、内外の気温差や気圧差により風の流れが生じ、開口部を通じて速い大気循環を起こす洞窟。夏と冬では外気温度が逆転するため、洞窟内は、冬は暖かく、夏は氷が張るほど気温が下がる。そのため、古くより夏は氷室(ひむろ)、冬は蚕種の貯蔵などに利用されたとの記録が残っている。
複数の巨岩が折り重なるようにして形成された祖母山の風穴は、標高約1300メートル地点の登山道で見ることができる。
1991年から、フォレストインストラクターとして案内人を務めた甲斐英明さん(74)=高千穂町五ケ所=によると、奥行きは約20メートルで、およそ1メートル幅の隙間をくぐった内部には4〜6畳の空洞が三つ存在。夏はつららや〃氷のカーテン〃がつり下がる期間もある。
また、風穴の場所を突き止めにきた一団が、開口部から漏れ出す冷気を大蛇の吐息と勘違いし、探索を中止しようとしたという小話や、「祖母山の神」を名乗る大蛇伝説ゆかりの地としての逸話も残されているという。
この風穴までは、高千穂町五ケ所の北谷登山口に設けられている「風穴コース」を歩いて約1時間。道中は、沢に架けられた丸太橋を渡り、ロープを伝って岩肌を登るなど険しいポイントも複数あり、洞窟内の探索を含めて、万全の準備と登山経験者の随行をおすすめしたい。登山口のあずまやに置かれている登山届の記入もお忘れなく。