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本紙掲載日:2023-09-28
1面

ふるさと納税に棚田米−五ケ瀬町日蔭棚田

◆「4億年の雫で育ったおいしいお米はいかが?」

 連日の猛暑も落ち着き始め、各地で稲刈りが最盛期を迎えている。

 五ケ瀬町鞍岡下長司の日蔭(ひぞえ)棚田では、新米をふるさと納税の返礼品として出品。地元農家などでつくる日蔭集落協定(53戸)会長の渡邊勝文さん(61)は「日蔭のお米を食べた人から、『日蔭でお米を作りたい』と思ってくれる若者が出てきてくれたらうれしい」と期待する。

 鞍岡下長司は、地質学上、4億3千万年前に海底が隆起して生まれたとされる九州発祥の地・祗園山(標高1307メートル)の麓にあり、面積約26ヘクタール、全体勾配約20分の1の広大な棚田を有する地域。

 農業用水路には、祗園山の石灰岩層洞窟から湧くミネラル豊富な清水「妙見神水」(通称・四億年の雫「しずく」)が流れ伝い、昼夜の寒暖差と相まって、でんぷんを蓄えた甘みのある米が育つ。

 秋には一帯を黄金色の稲穂が染め、その美しさから1999年、農林水産省の「日本の棚田100選」に選出されたが、高齢化や後継者不足により米農家は減少。渡邊さんによると現在、地元の米農家は70歳以上が大半を占め、ここ10年間で小作を含めた10戸ほどが離農しているという。

 返礼品として出品を始めたのは昨年からで、主な目的は棚田のPRを通じて地域を活性化すること。8千円の寄付に対し、オリジナルの米袋に封入した日蔭産のコシヒカリ、またはヒノヒカリ3・5キロと妙見神水をボトリングした「日向四億年の雫」のセットを贈る。

 今年の新米は昨年と比べて台風の被害が少なく、日照時間を十分に確保できたことから実入りも良いといい、「一緒にお送りする妙見神水を使うことが日蔭のお米を一番おいしく炊き上げるこつです」と渡邊さん。

 「私たちが長年親しんできたおいしいお米と水をぜひ味わってほしい。水は(地元の)妙見神社で自由に持ち帰ることもできますので、気に入っていただけたら、棚田の観覧も兼ねて足を運んでもらえるとうれしいです」とほほ笑んだ。

 「日蔭棚田の棚田米」は、五ケ瀬町役場のホームページからアクセスできる各種ふるさと納税のウェブサイトなどから随時、申し込みを受け取けている。

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