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来春新設予定−救急救命コースの人材育成支援

本紙掲載日:2023-10-07
1面
協定書を手にする順正学園の加計理事長・総長(右)と日本救急システムの後藤社長(4日、九州保健福祉大学)

九州保健福祉大・美郷町のJEMSと協定

 来春、救急救命士を養成する救急救命コースを新設予定の九州保健福祉大学(延岡市吉野町)は4日、美郷町などの救急搬送業務を担う日本救急システム(本社・美郷町、JEMS)と包括協定を結んだ。救急救命士を目指す新コースの学生の人材育成や教育研究などに連携して取り組む。

 同大学は、来年4月に九州医療科学大学に名称を変更し、スポーツ健康福祉学科に同コースの開設を予定している。

 調印式は大学であり、運営する順正学園の加計勇樹理事長・総長、JEMSの後藤奏社長らが出席。救急医療の教育研究の発展と救急救命士の資質向上、社会貢献に寄与することを目的として、人材育成や教育研究、産学官の共同研究などに連携・協力して取り組むことを盛り込んだ協定書に署名した。

 同コースは、救急現場で傷病者を観察・評価し、必要な処置を行いながら適切な医療機関に搬送する役割を担う救急救命士の国家資格取得を目指し、初年度は定員20人を募集。JEMSは、大学院卒の専門学位を持つ職員の講義実習や、救急車に同乗する学生の現場研修の指導などを担う。

 JEMSは、2014年に常備消防がない美郷町と救急搬送業務の民間委託の協議を始め、翌年6月から民間企業の救急救命士による日本初の自治体救急車の運行をスタート。現在、美郷町のほか、徳島県勝浦町、沖縄県竹富町で救急搬送業務を行っている。

 18年11月から明治国際医療大学(京都府)と協定を結び、自治体や医療機関に勤務する救急救命士を育成してきた実績を持つ。卒業生の中には、委託を受けた自治体の救急搬送業務を担っている職員もいるという。

 後藤社長によると、大学機関での救急救命士養成は南九州初。「地域医療を守る救急救命士の育成に感銘を受けている。できる限りお手伝いしたい」と話した上で、将来的には常備消防がない中山間地域の救急搬送を担う仲間が育つことにも期待を寄せた。

 加計理事長・総長は、豊かな経験と実績を持つJEMSの指導を学生や教員が受けられることに感謝。「協定を通じ、救急医療分野における教育研究活動がさらに発展し、地域社会が抱える課題解決に寄与できれば」と話していた。

◆22日に開設記念シンポ

 九州保健福祉大学QOL研究機構は22日午後1時半から、同大学F講義棟で、「地方における救急医療の現状と今後の展望について」と題した救急救命コース開設記念シンポジウムを開く。

 県立延岡病院救命救急科主任部長・救命救急センター長の金丸勝弘医師が基調講演「地方における救急医療の現状と今後の展望について」を行うほか、金丸医師や延岡市医師会副会長の平野雅弘医師らが登壇してパネルディスカッションを予定している。

 定員は先着200人。無料。希望者はスマートフォンなどで2次元コードを読み込むほか、インターネットの専用フォーム(https://forms.gle/yuGHuP88fCVydPmm6)で申し込む。問い合わせは事務局(電話・延岡23・5555)

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