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蘇陽五ケ瀬道路(五ケ瀬区間3・9キロ)着工式
九州中央自動車道のうち、宮崎熊本両県をつなぐ国道218号蘇陽五ケ瀬道路(延長7・9キロ)における五ケ瀬区間(同3・9キロ)の着工式が3日、五ケ瀬町総合公園Gパークであった。沿線自治体の首長や議員、期成会員ら約100人が出席。着工を祝い、全線の早期開通へ向けた意思を確かめ合った。
蘇陽五ケ瀬道路は、熊本県山都町塩原の蘇陽ICと、五ケ瀬町三ケ所の五ケ瀬東IC(いずれも仮称)をつなぐ延長7・9キロの自動車専用道路で、2020年度に事業着手。調査設計・用地買収が進められてきた。設計速度80キロ、道幅12メートルの片側1車線で事業費は378億円を計上している。
開通後は、現道である国道218号の平面線形および縦断勾配の不良箇所を回避するとともに、大雨や大規模地震など災害発生時の代替道路となり、宮崎県北と熊本方面を結ぶ唯一の緊急輸送道路1次ネットワークとしての機能確保に寄与する。
具体的には、緊急時における搬送時間の大幅な短縮、交通アクセス向上に伴う企業立地の促進、広域的観光圏の発展、物流の安定確保による地域産業の活性化などに期待が寄せられている。
なお、開通時期は未定。蘇陽区間(延長4キロ)については26日に着工するとしている。
◆これからをつなぐ希望の道
式典は、国指定重要無形民俗文化財「五ケ瀬の荒踊」で開幕し、九州地方整備局の森戸義貴局長が「九州は自然に恵まれている一方で、多様な災害リスクを抱えている。今回の着工を皮切りに、一日も早い全線開通に向けて全力で取り組む」と式辞。
河野俊嗣県知事が「新生シリコンアイランド九州の実現に向けて一層の連携が求められる中、インフラ整備は極めて重要で、防災の観点からも意義深い。早期整備のため、力を尽くしたい」などとあいさつした。
江藤拓衆議院議員らの来賓祝辞に続き、県立五ケ瀬中等教育学校2年の西川皓悠さん(14)=五ケ瀬町出身=が登壇。九州中央道への期待や故郷に対する思いを交え、「地域活性化、生活の向上、そのためにできることを考え、私たちも行動したい。これからをつなぐ希望の道になることを願っています」と語った。
その後、代表者と地元の園児らがくわ入れを行い、五ケ瀬町の小迫幸弘町長が「本日の着工に至ったことは、私たちの考える九州中央自動車道の全線開通に向けてまた一歩近づいたということであり、感謝を申し上げる」と謝辞を述べた。
九州中央道は、熊本県嘉島町から延岡市までを横断する総延長約95キロ(県内約53キロ)の基幹路線。現在は熊本県側の嘉島JCT―山都中島西IC(延長12・6キロ)、宮崎県側の雲海橋―平底(同5・1キロ)、蔵田―延岡JCT(同13・1キロ)が開通しており、供用率は32・4%となっている。
一方、未事業化区間は熊本県側の清和IC―蘇陽IC(いずれも仮称)と宮崎県側の平底―蔵田(延長18キロ)約23キロとなっており、道路整備が遅い地域においては人口減少が加速化する傾向にあることなどから早期事業化が望まれている。