夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
「先生泣いてる」「涙じゃなくて雨よ!」
延岡市島浦町で28日、延岡市立島野浦学園(中原伸一校長、19人)の離任式があった。教職員5人が島を離れることになり、同校での式を終えて移動した宇治港のフェリー乗り場で、最後の別れを惜しんだ。
フェリーが出港するまでのわずかな時間、離任する教職員たちは、続々と集まった約70人の児童生徒や島民らに囲まれ、花束などを手渡されていた。
子どもたちは恩師との別れを前に、目に涙をためながらも笑顔で「先生ありがとう」「また来てね」と言葉を掛けた。
3年間の勤務中に同校の開校を経験した大田川真志教諭(36)は「生徒はもちろん、島の皆さんにもたくさん助けていただいて、温かさを感じる日々でした。寂しい気持ちでいっぱい」。島での生活を振り返り、「放課後、一緒に釣りや野球をしたりと生徒と距離が近く、この仕事の良さを実感する貴重な3年間を過ごしました」とニッコリ。
松岡美空さん(14)は「毎日楽しい話をしてくれる笑顔の絶えない先生で、とてもお世話になりました。先生たちがいなくなってしまうのは寂しいけれど、『離れても大丈夫だ』と安心してもらえるように頑張ります」。
木津琉翔さん(10)は「昼休みにいっぱい遊びました。先生たちがいなくなるのは悲しい。また島に来てくれた時には一緒に遊びたい」と話した。
出港時間が近づくと、島の人たちの寂しさが伝わったのか雨が降り始め、毎年恒例となっている見送りの紙テープはびっしょり。それでも出港ギリギリまで「先生泣いてる」「涙じゃなくて雨よ!」と冗談交じりに言葉を交わした。
フェリーがゆっくりと岸辺を離れると、子どもたちは「先生!ありがとう!」と叫び、小さくなっていく教職員らが見えなくなるまで手を振り続けていた。