ビジネス書に掲載−コープみやざき

「日本でいちばん大切にしたい会社」

◆最新刊に県内企業で初めて

　広く読まれているビジネス書「日本でいちばん大切にしたい会社」（あさ出版）の７冊目となる最新刊に、県内の企業として初めて「コープみやざき」（本部・宮崎市、真方和男理事長）が掲載された。

　同シリーズは、「人を大切にする経営学会」会長の坂本光司氏が執筆。企業経営者や行政マン、大学の経済学部関係者などに読まれ、これまで出版された６冊は延べ７０万部を超えるベストセラーとなっている。

　最新刊には７社が紹介されており、コープみやざきは全国の生協の中でも初めて登場。昨年の「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞で最高位の経済産業大臣賞に輝き、掲載企業に名を連ねた。

　同大賞は応募要件が厳しいとされるが、コープみやざきは、実質定年なしで７０歳以上の社員が３０人近くいることや、社員の雇用と高い満足度を優先したぶれない経営姿勢などが高く評価された。

　本書でも「お客さまからお祝いの手紙や生花が届くスーパー」「主婦たちが始めた牛乳の共同購入が原点に」「２５万人組合員の声を聞くたくさんの仕組み」「電池１個、パジャマの下だけでも売る究極のサービス」などの小見出しで、３２ページにわたり掲載。コープみやざきの歴史や考え方を分かりやすく紹介している。

　「日本でいちばん大切にしたい会社７」は定価１５４０円（税込み）。全国の書店で取り扱っており、コープみやざきＢＯＯＫ・ＣＤ・ＤＶＤセンター（電話０９８５・２８・６６１１）でも販売している。