飲食店を支援−延岡市

テイクアウト弁当、市役所に販売場所

◆１２日から申し込みを受け付け

　県が独自の緊急事態宣言を発令し、飲食店に営業時間短縮を要請したことを受け、延岡市は、市役所にテイクアウト（持ち帰り）弁当などの販売場所を設け、影響を受ける市内飲食店を支援する。１２日から、店舗の申し込みを受け付ける。

　市観光戦略課によると、販売場所は市役所１階の市民スペース。初回販売日を１５日とし、それ以降は原則として毎週水、木、金曜日（祝日除く）に開設する。時間は午前１１時３０分から午後１時。期間は２月末までを予定している。

　販売を希望する店舗は、申込用紙に必要事項を記入し、同課にメールかファクスで提出する。また、提出にあたっては同課へ事前に電話連絡を行う。申し込みに関する詳細などについては、１２日に市ホームページに公開するという。

　要件は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのガイドラインを順守する。食品衛生法に基づく必要な許可・届け出については、事前に保健所に問い合わせた上で、各自で必要な手続きを行うことなど。

　多くの店舗に販売機会を提供するため、また３密（密集・密接・密閉）の回避も考慮し、日程を調整することもある。市民スペースの使用料は無料。１店舗につき机（縦４５センチ、幅１８０センチ）を２台まで貸す。

　問い合わせは同課（電話延岡３４・７８３３）。１２日以降の申し込みはファクス延岡２２・７０８０、メール（ｋａｎｋｏｕ＠ｃｉｔｙ．ｎｏｂｅｏｋａ．ｍｉｙａｚａｋｉ．ｊｐ）。