２１年度当初予算案８２億６３００万円

門川町議会

◆２０年度当初比７・６％減

　門川町議会の３月定例会は２日開会。会期を１９日までの１８日間と決めた後、２０２１年度一般会計当初予算案、２０年度一般会計補正予算案など２７件が提出され、安田修町長が提案理由を説明した。

　２１年度一般会計当初予算案は、２０年度当初比７・６％（６億８１００万円）減の８２億６３００万円。主なものは、健康長寿事業９億４７万円、児童措置事業７億７４４万円、障害者福祉事業６億４６８３万円、児童手当給付事業３億２７８１万円、ごみ処理事業２億７５３万円など。

　新規事業としては、共同調理場運営事業（学校給食センター建築工事など）４億８１９９万円、ふるさと納税事業（ふるさと納税寄付金報償品など）２億６７７万円、予防接種事業（新型コロナウイルスワクチン住民接種など）１億３６７８万円など。

　提案理由の説明で、安田町長は「常に町民と向き合い、町民が求めるものは何か、望んでいることは何かを追求し、選択と集中により施策を遂行していくことが与えられた使命。ふるさとに愛着と誇り、自信を持って、この愛する門川町が夢と希望にあふれた、人と自然に優しい日本一住みよい町となるよう、全力で挑戦していく」と述べた。

　２０年度一般会計補正予算案は５０２万円を追加。可決されれば、総額は１２２億３０３７万９千円となる。

　このほか、町議会条例の一部改正に関する発委１件を可決。「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度創設を求める請願」を採択後、発意による意見書を可決した。

　会期中の主な日程は次の通り。

▽３日＝一般質問▽８、９日＝本会議▽１０〜１２日、１５〜１８日＝委員会審査▽１９日＝本会議