台湾の高校生とオンライン交流
本紙掲載日：2021-03-15
6面
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延岡工業工１年生が英語の授業で
生徒たちに国際交流への興味と関心を高めてもらおうと、延岡市の県立延岡工業高校（安楽耕三校長）で８日から、台湾の高校生とオンラインで対話する英語の授業が行われている。
ウェブ会議ツールを利用し、自分たちの暮らす地域の観光地や特産品などを紹介し合うプログラムで、１年生を対象に各科で始まっている。
このうち機械科４０人は９日、パソコンの画面越しに約３０分間、台湾の高校生と英語で対話。グループごとに今山大師、高千穂峡、チキン南蛮などを紹介した。
地鶏の炭火焼きを紹介したグループは、台湾の高校生から肉の種類や調理法などを尋ねられ、画像を見せたりジェスチャーを交ぜたりしながら懸命に答えていた。
興梠直弥さんは「伝わっているか不安だったけど、ちゃんと反応してくれて、すごくうれしかった」と笑顔。�眦銚彗析困気鵑蓮屬匹鵑奮惺擦膨未辰討い襪里�、今何に興味を持っているのか、もっといろいろ話してみたかった。中国語にも挑戦してみたいと思った」と話した。
また、生徒同士で写真動画共有サービスのアカウントを交換するなど盛り上がっていた。
英語の授業では例年、市内の外国人実習生らを講師に招いて国際理解を深めてきたが、今年度は新型コロナウイルスの影響で、オンラインを活用した授業に切り替えて取り組んできた。
今回の授業は１７日まで各科２回行われ、１回目は同高校の生徒が、２回目は台湾の高校生が、それぞれ自分たちの地域の観光地や特産品などを紹介する予定になっている。英語科主任の近藤明子教諭は「外国に目を向け、交流したいという気持ちを持ってもらうきっかけになれば」と話している。