創立記念日に４７人を表彰−旭有機材

延岡本社１６人「よき社会人賞」も

　旭有機材（本社＝延岡・東京、中野賀津也社長）の創立記念日表彰が１１日、延岡市中の瀬町の延岡本社など全国５会場であり、社員４７人が永年勤続表彰などを受けた。このうち、延岡地区の永年勤続者は２５年８人、同１５年５人。また、社会貢献活動などに長年励んでいる人を対象にした「よき社会人賞」を３人が受賞した。

　表彰式はリモート形式で行われ、中野社長が永年勤続者に向け謝意とともに「（節目の時は）これまでを振り返るいい機会。もしやり残したことに思い当たれば今後に生かせる」。よき社会人賞受賞者に「自分なりの〃継続〃を人の役に立つステージにまで引き上げた社員が多くいることは大きな誇り。みなさんの活躍が社の未来につながる」と祝辞を述べた。

　その後、各会場で賞状と記念品の授与式が行われ、受賞者には賞金や旅行券、リフレッシュ休暇などが贈られた。よき社会人賞受賞者の一人で、２５年にわたって小学生バレーの指導を続けている木村義一さん（５２）は「受賞は大きな励み。中学、高校バレーの審判活動も含めて今後も頑張りたい」と話した。

　同社は１９４５年３月１２日創立。管材システム事業や樹脂事業、水環境・資源開発事業を柱に世界的企業として発展を続ける中、毎年、創立記念日に合わせて社内表彰を行っている。

　延岡地区の受賞者は次の通り。

【永年勤続者】２５年＝森智徳（施設部）請関智広（管材システム事業部）佐野一誠（同）斎藤弘和（同）甲正健二（同）村上賢（同）里見敏徳（同）山田淳（出向・エーオーシーアセンブル）▽１５年＝園田純二（管材システム事業部）甲斐章二郎（同）井上隆規（樹脂事業部）宇和田達昭（同）金子周平（出向・エーオーシーアセンブル）

【よき社会人賞】村上英次（管材システム事業部、パワーリフティングの普及など）木村義一（同、小学生バレーの指導など）小野一仁（同、自伐型林業の振興など）