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ボランティア招き感謝集会−延岡・旭中

　延岡市立旭中学校（池野宗宏校長、２０８人）は１１日、日頃から学校生活を支援してもらっている地域のボランティアを招き、感謝集会を開いた。生徒会の代表生徒５人が、各ボランティア団体の代表者１４人に感謝状を手渡した。

　生徒会が企画した同集会。毎朝の登校を見守る「スクールガード」、本の読み聞かせを行う「読み聞かせボランティア」、学習支援を行う「はげまし隊」の代表者と、毎朝花を手入れする中田美枝子さんが来校した。

　生徒たちは、１団体ごとに文面を考えて作った感謝状を一人一人に手渡した。ボランティアは、「一年を通じて事故がなくて良かった」「真剣に聞いてくれていつも力をもらっている」「これからも気を引き締めて頑張って」「続けられる限り努力したい」など、それぞれあいさつした。

　吉田心花さん（３年）は、コロナ禍で教室内での活動が制限される中、宅習の点検や面接練習の相手を務めたはげまし隊、録音した音声を放送で流すなどの工夫で楽しませた読み聞かせボランティア、毎朝登校を見守り優しい言葉を掛けたスクールガード、毎朝の花の手入れで生徒の心も美しくした中田さんに、それぞれ感謝の言葉を述べ、「これからも１、２年生のサポートをよろしくお願いします」と頼んだ。

　池野校長は「活動は制限されたものの、ホームページによる情報発信などで地域とのつながりは一層強まった。今後も温かなまなざしで学校、子どもを支えていただければ」と話した。