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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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ショウガで大武神社支援
◆来年創建500年、修繕費用に
有機栽培のショウガで地元神社を支援する「神社yell(ジンジャーエール)プロジェクト」が先月25日、延岡市大武町で本格始動し、町内外から集まった約20人の市民らが種ショウガを植えた。
同プロジェクトはショウガを大武町の新たな地場産品として育て、その収益を来年創建500年を迎える大武神社の修繕や補修に充てるというユニークな試み。発起人の松本憲征さん(31)とメンバーの河野裕太さん(32)が中心となって昨年5月から試験栽培などを行っており、将来的には神社支援にとどまらず、ショウガのブランド化による地域経済の振興も見据えている。
今回、用意されたショウガ畑は、大武公民館敷地内の14平方メートルと町内有志が所有する敷地の一角の34平方メートルの2カ所。各所に分かれた参加者は、約1時間30分の作業で計20キロの種ショウガを植え、水をまき、日よけのため近くの大武川に群生するヨシを敷き詰めた。
初めての植え付けを楽しんだ高橋和子さん(40)夏七音ちゃん(3)親子=出北=は「ショウガは大好きなので収穫が楽しみ」。延岡星雲高出身の甲斐未来さん(31)=日向市=は「(同級生の)松本さんたちが頑張っているのを知り、力になれればと思って参加した」と話した。
同プロジェクトは昨年5月に試験的にショウガ栽培を行い、約6キロを無事収穫。本格栽培となった今回は、10〜11月ごろに約100キロの収穫を予定している。
松本さんは「活動を通して、特に子どもたちが郷土に対する誇りや愛情を持ってもらえるようになるとうれしい」。松本さんらとタッグを組んでプロジェクトを支える大武2区の志田豊司区長は「栽培から収穫、食卓まで大武町のショウガを楽しんでもらえるようにしていければ」と今後の成果に期待を寄せていた。
◇ショウガシロップの試飲も
手作りジャム・シロップなどを販売する「旬果工房てらす」(日之影町)の岡田原史代表も同日、応援に駆け付け、同町産ショウガを使ったオリジナルシロップの試作品を披露。作業後に試飲会を開いた。
振る舞われた炭酸水割りのシロップはすっきりとした味わいで飲みやすく、参加者は「風味がちゃんと感じられてとてもおいしい」「寒い時はお湯で割るのもよさそう」と絶賛。果実をはじめとする日之影町農産物の価値向上に取り組んでいる岡田さんは「みなさん和気あいあいとした雰囲気でいい活動をされている。共感できるところが多かった」と話した。
シロップだけでなくジャム作りの提案も出るなど、参加者は大武町産ショウガのブランド化への可能性を大いに感じた様子だった。