シネマガイド−君がいる、いた、そんな時。
本紙掲載日：2021-05-08
7面
|
関連ニュース
関連ニュース
クリスマスプレゼント贈る−高千穂高生
掲載日 12/25
(7面)
餅つきと芋きんとん作り体験−延岡・伊形小
掲載日 12/23
(7面)
合格ストラップ贈る−延岡
掲載日 12/21
(7面)
写真アラカルト
掲載日 12/21
(7面)
エンクロスで「冬のおはなし会」−延岡
掲載日 12/20
(7面)
写真アラカルト
掲載日 12/16
(7面)
エンクロスで音楽市−延岡
掲載日 12/14
(7面)
エチオピアの生徒と交流−延岡・恒富中３年生
掲載日 12/13
(7面)
メヒカリの丼作りに挑戦−名水小
掲載日 12/10
(7面)
色鮮やかな陶芸約１００点−中村真由美さんの作陶展
掲載日 12/7
(7面)
最新のヘッドラインニュース
表情豊かに、笑い誘う−まきば亭らくご会
掲載日 12/25
(2面)
井東警察犬・愛犬訓練所−新築移転し、来月１１日稼働
掲載日 12/25
(3面)
クリスマスプレゼント贈る−高千穂高生
掲載日 12/25
(7面)
インフル対策−オンラインで終業式
掲載日 12/24
(2面)
空き店舗を小さな美術館へ−山下新天街でワークショップ
掲載日 12/24
(3面)
地域の魅力、祭りで発信−岡富小５年生
掲載日 12/24
(8面)
医療従事者へ−ありがとうカレンダー
掲載日 12/23
(2面)
後輩球児が復旧手伝い−先輩の農業ハウス、土砂撤去
掲載日 12/23
(3面)
餅つきと芋きんとん作り体験−延岡・伊形小
掲載日 12/23
(7面)
マルシェ、にぎやかに−珍回答「ご長寿クイズ」も
掲載日 12/21
(2面)
不器用に生きるアナタへ届けたい−２０日まで上映
◆「間違ったっていいじゃない」心が軽くなる映画−延岡シネマ芝��さん
不器用な２人の小学生と彼らに慕われる図書室司書の女性が織りなす心温まる映画「君がいる、いた、そんな時。」が、延岡市北町の延岡シネマで上映されている。２０日まで。うつ病を患った経験のある迫田公介監督が、登場人物に自分を投影しながら脚本を書き上げた作品で「間違ったっていいじゃない」と見た人の背中を優しく押してくれる。「閉塞（へいそく）感のあるコロナ禍の今だからこそ、多くの人に見ていただきたい」と呼び掛けている。
日本人とフィリピン人の両親を持つというだけでいじめられる小学６年生の岸本正哉（マサマヨール忠）。空回りして周囲から浮いているのに、いつも笑顔で自分の居場所を求めている、正哉と同じクラスの香山涼太（坂本いろは）。本当の感情を表に出さずに過ごす彼らに、唯一明るく接してくれる図書室司書の山崎祥子（小島藤子）。祥子にはある秘密があった。
ある時、涼太のとんでもない企画を実行してしまった祥子は謹慎処分となってしまう。祥子を励ますため、２人はある計画を立てるのだが…。作品は、迫田監督の出身地である広島県呉市で撮影された。
延岡シネマのスタッフリーダー芝��加代子さん（５３）によると、いじめ、差別、虐待など一見すると重い社会課題を取り上げた作品のように思われるが「実際に見てみると重さは感じさせず、自分たちの日常を切り取って見せられているような、ほっこりとした気持ちにさせてくれる作品」という。
また「３人ともある意味間違っていて、登場する周囲の人たちもみんな、ちょっと間違っています。でも間違いながらも、それぞれを思いやり自分と向き合っていく。その姿に『間違ってもいいじゃない』と気持ちが軽くなります」と話す。
延岡シネマでは上映に合わせ、迫田監督の舞台あいさつを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でかなわなかった。
上映時間などの問い合わせは延岡シネマ（電話延岡２１・８８８８）まで。