新型コロナ、県内５７人

延岡市２人、門川町１人−７日

　県と宮崎市は７日、県内で新たに５７人（県２４０１〜２４５７例目）が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県北は延岡市２人、門川町１人。新たな変異株疑いは２人。累計の感染者は２４５７人、同変異株疑いは２０７人。重症者は１人増え３人になった。７日発表分のうち３８人は医療機関の検査で判明した感染者で過去最多となった。

　県感染症対策室によると、門川町の２０代男性は５日発表の宮崎市２０代男性と接触歴があった。延岡市５０代女性は、５日発表同市５０代男性の家族。延岡市２０代女性は、クラスターが発生した同市の接待を伴う飲食店の従業員で、同店舗での感染者は８人になった。

　県北以外の居住地別は、宮崎市４７人、都城市と三股町、西都市が各２人、えびの市が１人だった。

　三股町の２０代女性と１０代男性は感染者の家族で、西都市の６０代男性は県外との往来歴があった。

　都城市の２０代男性２人、西都市の６０代男性、えびの市４０代男性は、行動歴などを調べている。

　宮崎市によると、同市の４７人のうち１３人はこれまでの感染者の家族や友人、同僚など。２８人は感染経路など調査中。３人は同市内のクラスター関連。３人は福岡県への往来歴や同県からの来訪者と接触があった。

　同市２１例目の事業所でのクラスターで３人の感染が分かり、関連感染者は２６人になった。また、同市６日発表分で、行動歴などを調査中としていた５人のうち２人は、それぞれ福岡県と兵庫県を訪れていたことが分かった。


◆６日時点、入院５７人

　県によると６日時点の県内の入院は５７人で、重症者は３人。日向入郷圏域（１８病床）で２人、延岡西臼杵圏域（４４病床）で１７人が入院。宿泊・施設療養は２０２人で、延岡市の宿泊施設で１１人、施設で３１人が療養しており、自宅療養は８２人。入院・療養調整中は７２人となっている。


◆８日発表、６０人以上に

　県は８日午前、新型コロナウイルスの新規感染者が６０人以上になる見込みと発表した。６０人以上の発表は１月９日以来となる。詳細は午後４時に発表する。