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〃でっかい〃ジャンボニンニク

本紙掲載日:2021-05-29
3面
収穫したジャンボニンニクと記念撮影をする森山さん

延岡市片田町の森山さんが収穫

 延岡市片田町の会社員森山兼博さん(70)がこのほど収穫した「ジャンボニンニク」は重さ700グラム、直径12センチ超の文字通りジャンボ。通常は直径10センチ、250グラムほどなので約3倍。近所の人たちから「でっかくて珍しいからゆずってほしい」などと言われたという。

 収穫したジャンボニンニクはすべて炊飯器で20日間乾燥させ黒にんにくにする。炊飯器の中に網を敷くことで下に汁がたまり、蒸し状態に。生のままでは臭さがあるジャンボニンニクだが、こうすることで風味が増し、食感も変わるという。

 「人に喜んでもらうのが楽しみ」という森山さん。黒にんにくは、毎年親戚や近所の人に振る舞う。おいしく作るためネットで調べ、研究を重ねたという。

 約990平方メートルの畑で枝豆やラッキョウ、ネギ類などさまざまな野菜を栽培。ジャンボニンニクは10年前から作り始めた。黒にんにくブームのさなか、「ジャンボニンニクで作るとうまい」と聞いたのがきっかけ。ジャンボニンニクは10月に種を植えるが、「大きくするのに一番大事なのは土作り」と言い、自身で考えたこだわりの肥料で作る。

 「今年収穫したのはまだ畑の10分の1」。これまでの最大は直径14センチ。目標は15センチのおいしいジャンボニンニクを作ることだ。

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