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本紙掲載日:2021-07-06
6面
延岡市の古文書入門講座

古文書入門講座始まる−延岡

 延岡市教育委員会文化課は6月24日、同市本小路の市社会教育センターで古文書(こもんじょ)入門講座を開講した。来年3月まで全10回の講座で、古文書の判読方法、記された歴史的内容などを学ぶ。

 同講座は、歴史的な資料が豊富に残る延岡の歴史、文化財に興味、関心を持ってもらおうと、2000年度から開催。「入門講座」では比較的読み取りやすい文書を取り上げており、古文書の解読に興味のある人なら誰でも参加できる。これまでに、延べ1100人以上が参加している。

 この日は、小学生、高校生、一般市民ら約50人が参加した。講師は同課専門学芸員の増田豪さん。今回のテーマは、延岡藩内藤家の成立。日本近世史研究において重要な歴史資料とされる旧延岡藩主・内藤家が伝えてきた内藤家文書の「徳川家重領知朱印状」を教材にして学習した。

 冒頭、増田さんは「江戸時代以前の資料で、宛名と差出人があるものを古文書と理解してほしい」と話し、書状、朱印状、触書(ふれがき)、神社に奉納した絵馬など、紙以外の木、石などに書かれたものも含まれると説明した。

 古文書が読めるようになるポイントは「何か見たことある字だなと思うようになると上達する。後は数をこなすこと」と伝えた。

 その後、参加者は、徳川家重が延岡へと転封になった内藤家に所領を与えることを示した「領知朱印状」の判読に挑戦。当時のくずし字で書かれた朱印状を、テキストの用例を参考にしながら現代の漢字に直し、読みやすい「書き下し文」にしていった。増田さんは参加者の机を回り、質問に答えながらアドバイスした。

 最後に、増田さんは、くずし字の変遷、内藤家の転封の理由、所領の変化などについて解説した。

 中学1年の時から参加しているという延岡高1年の古川明子さん(15)は「難しい漢字もあるが、読めるようになることが楽しい。もっと勉強して、さまざまな古文書が読めるようになりたい」と話した。

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