化石と恐竜、空気について
本紙掲載日：2021-07-12
6面
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２４、３１日にイベント−延岡市立図書館
延岡市立図書館（工藤靖治館長）は、国文祭・芸文祭みやざき２０２０の分野別フェスティバル「こどもの文化の祭典」として、２４日と３１日に開くイベントを前に「科学に関する本展」を開いている。８月５日まで。
二つコーナーがあり、「化石×恐竜」は２４日午後２時からの「富山大学佐野教授の化石教室」に向けた展示。恐竜だけでなく大昔の生き物、古生物に関する本もあり、表紙を見るだけでも面白い。展示初日から大人気で、借りられた数も多いという。
同教室は小学５年生から中学生までが対象。化石やさまざまな種類の石を実際に触って調べ、大昔の生き物の姿や石のつくりについて一緒に考える。
もう一つの「空気×科学」コーナーでは、３１日午前１０時からの「ガリレオ工房理科読」に関連する本を展示。イベントのテーマである空気に焦点を当て、空気そのものや身の回りの空気が生活にどう関係するのか、天気にどう影響するかなどについて分かる本、講師の土井美香子さんが理事を務める「ＮＰＯ法人ガリレオ工房」や「理科読」について分かる本も並ぶ。
同イベントは小学３年生から６年生までが対象。誰もが何気なく吸っている空気について、本と実験を通して探求する。
◆参加者を募集中
同館の湯川拓未司書は「図書館の本で科学の世界を楽しんでほしい。興味を持った人はぜひイベントに参加してもらえれば」と呼び掛けている。
「化石教室」と「理科読」の開催会場はいずれも同館２階セミナー室２。現在も参加者を募集中で、定員に達し次第締め切る。申し込みは同館カウンターへ直接、または電話（�箟箍�３２・３０５８）で。