ドイツ風の料理を作ってみよう－北浦小６年生が調理実習

本紙掲載日：2021-07-26

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２種類のパンケーキ作る

　延岡市立北浦小学校（甲斐憲一校長、１１４人）では６月２１日、６年生１９人が調理実習でドイツ料理を作った。

　同校では２０１９年から学校給食のメニューにドイツ料理を取り入れている他、ブブリスさんから授業を受けるなどして、継続的に同国の文化に触れている。

　実習では、「自宅で家族と一緒に簡単に作れるものを」と、パンケーキを使ったスープとデザートを作った。

　ブブリスさんは、ドイツのパンケーキについて「クレープをちょっと厚くしたものです」と説明。児童は、小麦粉、卵、牛乳などを混ぜ合わせて生地を作り、フライパンに薄く伸ばしては、菜箸やフライ返しを使って上手にひっくり返し、何枚も作った。

　焼き上がると、スープ用は細く麺状に切って深皿に盛り、同時並行で作っていた野菜スープをかけて完成。デザート用はジャムやシナモンを塗ってくるくると巻いた。

　完成後は大きな口を開けてかぶりつき、「おいしい」と笑顔。工藤暖珂さん（１１）は「失敗もあったけどきれいにできて良かった。すごくおいしい。家でお母さんと一緒に作って、家族に食べさせてあげたい」。岡田愛夢呂さん（１１）、黒田いのりさん（１１）も「すごく楽しかったしおいしい。家でも作ってみたい」と、声を弾ませた。

◆ドイツ風のパンケーキ（デザート）
〈材料〉（４～５人分）
○パンケーキの生地
・小麦粉２００グラム
・卵２個
・牛乳２５０ミリリットル
・塩少々
・砂糖大さじ３
・サラダ油少々

○甘いトッピング
砂糖、シナモン、ジャム、アイスクリームなど

〈作り方〉
①ボウルに牛乳、卵、塩、砂糖を入れて少しずつ小麦粉を入れながら混ぜる。
②①を１５分ほど寝かせ、時々混ぜる。
③フライパンに少量のサラダ油を入れて熱し、少量の生地を薄く広げて焼く。
④パンケーキの下の面に焼き色が付いたら裏返しにする。両面に焼き色が付いたら、フライパンから取り出す。生地がなくなるまで③と④を繰り返す。
⑤パンケーキに好きなトッピングを塗り、巻く。
（例）ジャムを塗って巻いて、上にシナモンや砂糖を乗せる。

◆パンケーキスープ
〈材料〉（４～５人分）
〇パンケーキの生地
・小麦粉２００グラム
・卵２個
・牛乳２５０ミリリットル
・塩少々
・サラダ油少々

〇スープ
・ブイヨン（コンソメキューブと水）６００ミリリットル
・ニンジン２分の１本
・パセリ少々
・長ネギ２分の１本

〈作り方〉
①ボウルに牛乳、卵、塩を入れて少しずつ小麦粉を入れながら混ぜる。
②①を１５分ほど寝かせ、時々混ぜる。
③フライパンに少量のサラダ油を入れて熱し、少量の生地を薄く広げて焼く。
④パンケーキの下の面に焼き色が付いたら裏返しにする。両面に焼き色が付いたら、フライパンから取り出す。生地がなくなるまで③と④を繰り返す。
⑤ニンジンの皮をむいて、ニンジン、パセリ、長ネギをみじん切りにする。
⑥鍋にコンソメキューブと水６００ミリリットルを入れて温め、⑤を５分ほどゆでる。
⑦④を千切りにし、スープの皿に入れる。⑥を注いだら完成。