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日本YEG−お金の役割、使い方知って

本紙掲載日:2021-08-02
8面

渋沢栄一翁プロジェクト−延岡市へ絵本

 日本商工会議所青年部(日本YEG)発行の絵本「おかねってなぁに?」が7月27日、延岡市に寄贈された。商工会議所創設者で2024年に新1万円札の肖像となる渋沢栄一氏の周知を目的とした「渋沢栄一翁プロジェクト」の一環。子どもたちにお金の役割や使い方を知ってもらおうと、全国各地で寄贈している。

 贈呈式はカルチャープラザのべおかであり、延岡商工会議所青年部(延岡YEG、山本隆史会長)の堀田敏男直前会長が市立図書館の工藤靖治館長に絵本35冊を手渡した。

 絵本を読んだという工藤館長は「誰かを助け、思いやる心がお金を増やし、感謝の言葉も増えていくと教えてくれる内容。渋沢さんが目指した『みんなが幸せに、豊かな暮らしができる社会づくり』につながると感じた」と話し、延岡YEGメンバーに謝意を伝えた。

 山本会長と堀田直前会長は「多くの子どもたちに、絵本を通してお金の仕組みとともに『ありがとう』の大切さも学んでもらえれば」と話した。

 工藤館長によると、寄贈された絵本は市立図書館と北方、北浦、北川の3分館、移動図書館車「ふくろう号」「せせらぎ号」、市内27小学校の図書館に設置されるという。

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