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後藤会長を再任−高千穂の夜神楽伝承協議会

本紙掲載日:2021-08-07
1面
高千穂の夜神楽伝承協議会の今年度定時総会

 高千穂町の31神楽保存会などでつくる「高千穂の夜神楽伝承協議会」(会長・後藤俊彦高千穂神社宮司)は7月30日、同町で2021年度定時総会を開いた。役員改選があり、後藤会長を再任。21年度の事業計画案や収支予算案などを承認した。

 後藤会長は、神楽保存団体の全国組織設立に向けて7月に発足した全国神楽継承・振興協議会に触れて、「伝承協議会を中心に伝統を守り、できれば伝承協議会が全国組織の大きな柱となれば」とあいさつした。

 事業計画案では、10月に第35回国民文化祭・芸文祭みやざき2020のプログラムとして「神話の源流高千穂夜神楽御祭」(同町実行委員会主催)への出演、来年2月に町内の子どもらによる「子ども神楽」の公演などを主催する予定。

 また、役員改選では副会長(2人)に黒口神楽保存会の佐藤松雄会長と下田原神楽保存会の竹次民生会長が新任された。会長と副会長の任期は2年。

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