ビジネスの種、育成します

県がひなたの芽吹き事業計画を募集−９月１５日まで

　県は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた県内の企業・団体が本県で唯一または一番を目指すプロジェクトに対し、資金調達などの伴走支援でビジネスの種を育成する事業に取り組む。９月１５日まで事業計画を募っている。

　事業は「ひなたの芽吹き〃みやざきビジネス・シーズ・プロジェクト〃」。コロナ禍の後を見据え、県内の産業振興や地域活性化につながる取り組みを支援するもので、８件のプロジェクトに対して実施費用の補助（上限１０７万円）などを行う。

　対象は県内在住者または県内に事務所・事業所を有する企業・団体など。県民が応援したくなる本県唯一または一番を目指す、コロナの影響を受けた県内産業の支援・発展につながる、事業終了後も継続的な活動・発展が見込まれるプロジェクトなどが要件となる。

　書面審査で支援対象プロジェクトを最大１５件選定し、さらにプレゼンテーション方式の公開審査会で補助金交付プロジェクト８件を選ぶ。また、書面審査で選ばれた１５件の事業者でクラウドファンディングによる資金調達を希望する場合は、登録の手続きや事務手数料をサポートする。

　応募希望者は特設サイト「ひなたの芽吹き」（ｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｈｉｎａｔａｎｏｍｅｂｕｋｉ．ｃｏｍ）からプロジェクトエントリーシート、収支予算書、プレゼン資料の様式をダウンロード、内容を記入してメール（ｅｎｔｒｙ＠ｎｐｂ．ｃｏ．ｊｐ）で申し込む。

◆１７日、延岡で説明会

　プロジェクトを募集するに当たり、県は１７日から２０日に県内４カ所（宮崎、都城、延岡、日南市）で説明会を開く。延岡会場は１７日午後３時から、延岡市愛宕町２丁目の延岡総合庁舎３０１会議室で。

　希望者は参加申込書に必要事項を記入し、県総合政策部産業政策課にファクス（０９８５・２６・００４７）、メール（ｓａｎｇｙｏｓｅｉｓａｋｕ＠ｐｒｅｆ．ｍｉｙａｚａｋｉ．ｌｇ．ｊｐ）で申し込む。１３日午後５時まで。

　問い合わせは同課（電話０９８５・２６・７０５２）。