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台風9号、本県縦断−日向、延岡を通過

本紙掲載日:2021-08-09
1面
後片付け作業に追われるサンロード栄町の店舗関係者ら
物が散乱した美容室の店内(9日午前、延岡市北小路)
水につかった店内(8日午後8時すぎ、栄町)=提供写真=
一帯が水につかった栄町周辺(8日午後8時ごろ)=提供写真=

岡山県で温帯低気圧に

 台風9号は8日午後8時過ぎに鹿児島県枕崎市付近に上陸、同県内を北上し、9日未明にかけて宮崎、大分両県を縦断した。その後、午前5時すぎに広島県呉市付近に再上陸。同9時に岡山県で温帯低気圧に変わった。

 県北地方には湿った空気が次々と流れ込み、延岡市では8日午後8時14分までの1時間に観測史上最大となる84・5ミリの猛烈な雨を記録した。

 気象庁によると、県内では延岡のほか西米良村でも1時間雨量が観測史上最大の79・5ミリを記録。同じく宮崎市では65・5ミリ、小林市では48・5ミリで、いずれも8月の観測史上最大となった。

 延岡市や市消防本部によると、上伊形、祝子地区から住宅の裏山が崩れたとの情報が寄せられたほか、鶴ケ丘地区では電線から火花が出ているとの通報があり、消防が出動。出北、平原地区で道路が冠水するなどしたが、9日正午までに人的被害は確認されていない。

◆延岡市、8日午後10時すぎに避難指示

 土砂災害警戒情報が出されたため、市は午後10時すぎ、5段階の避難情報レベルで上から2番目に高い「避難指示」を、旧市内45地区の2万3419世帯5万1608人に発表。40カ所に指定緊急避難場所を開設し、川中地区を中心に20世帯27人(速報値)が身を寄せた。


◆床上、床下・広範囲で被害
 北小路、店内に水が−栄町、ほとんどの店舗が浸水

 台風9号の最接近から一夜明けた9日、記録的な大雨となった延岡市内では、水浸しになった店舗や事業所の後片付けなどに追われる人々の姿が見られ、広い範囲で床上・床下浸水被害が発生したことが分かった。市はけさから複数の職員で手分けして各地域の被害確認を急いでいるが、市危機管理課によると全容把握はあすになる見込みという。(3面に関連記事、写真)


 延岡市北小路で美容室を営む岩切和加子さん(73)は8日午後8時すぎ、知人からの無事を尋ねる電話で浸水に気付いた。

 鉄板と土のうで対策はしていたが、店内には水が入り、居住スペースの2階から1階を確認すると物がプカプカと浮いている状態だった。「ショックでじっくり見ることができなかった」。9日午前、店内を確認すると、入り口のマットやごみ箱等が流され、散乱していた。同所は15年ほど前に浸水、全壊して以降、今回が5回目という。

 また、近くのコンビニエンスストアでもけさ、マットが複数干されていた。同店によると30センチほど浸水。浸水によって壊れた機械もあり、8日午後9時からけさ午前3時すぎまで従業員は後片付けに追われたという。

 同市栄町のサンロード栄町沿いの店舗では、ほとんどが浸水。9日午前、店員や家族ら総出で後片付け作業に追われていた。

 今年4月からネイルサロンの店を営むというオーナーの女性によると、接客中、「アラートが鳴ったと思ったら一気に浸水した」。初めての経験でとても驚いたという。きょうの分の予約は全て変更になるため、「その日の売り上げはないに等しい」と苦しい状況を打ち明けた。

 また、韓国料理店を営む女性によると、午後8時すぎに店内に一気に水が入った。当時飲食中だった客らの手助けを受けて、水にぬれてはいけない物は移動させたが、店内は床下から30センチ以上がつかった。カーペットのため自力では何もできない状況で、業者が来るまでは営業ができないという。

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