夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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上野中生が現地学習−高千穂
高千穂町立上野中学校(岡田能直校長)の3年生13人はこのほど、校外学習として、かつてヒ素鉱害があった同町岩戸の土呂久地区を訪れ、住民の話を聞いたり、鉱山の坑道跡を見学したりしてその歴史を学んだ。
旧土呂久鉱山は江戸時代初期、銀山として開発。1920年ごろから62年に閉山されるまでの間、ヒ素や亜ヒ酸などが製造された。製造による煙害などで、多くの住民がヒ素中毒とみられる症状で亡くなった。
この日はまず、土呂久公民館で地元住民の講話に耳を傾けた。このうち、佐藤洋さん(79)は「亜ヒ焼きの煙は霧のような状態で川の方へと流れ、酸っぱい臭いがした。牛や馬にも被害があったと聞いている。今はそういう害はなく、鉱山の近くでは生えなかったシイタケも生えている」などと語った。
この後、昨年3月に坑内整備工事が終了した「大切坑」に入り、町建設課職員の説明を聞きながら、坑口から535メートルの地点まで歩いて見学。また、地元の畜産農家を訪問、地域の産業についても話を聞いた。
3年の西田睦さん(14)は「昔は鉱害の煙などで大変苦しい思いをしていたことを知った。二度とこういうことがないように環境を守らなければならない」と話した。
宮崎大・地域連携センターの客員教授で土呂久鉱害の記録作家川原一之さん(74)=宮崎市=によると、町内の学校が現地学習を行うのは初めてで、「地元の子どもにこそ、この鉱害のことを知ってほしい」と話した。
同校では今後も社会科の時間を使って、土呂久の持続可能な地域づくりについて考えるという。