施設の閉鎖やイベント中止・延期

◆海水浴場や公共施設など閉鎖−日向市

　日向市は１２日、県独自の緊急事態宣言の発令を受け、サーフスポットのお倉ケ浜、伊勢ケ浜海水浴場、日向サンパークオートキャンプ場など市内公共施設を閉鎖した。閉鎖期間は３１日まで。

　閉鎖されたのは、駅前施設（交流広場、高架下、ステージ）、図書館（本の返却は可能）、中央公民館、お倉ケ浜総合公園、大王谷運動公園、体育センター、武道館、若山牧水記念文学館、各小中学校の体育館、運動場など。

　ただし、やすらぎ館と日向ひとものづくりセンター、市しごと創生拠点は条件付きで開館。道の駅日向物産館、道の駅とうごう物産館、まちの駅とみたか物産館は通常通り開館している。


◆門川町のキャンプ場や施設など休館

　県の緊急事態宣言発令を受け、門川町は１４日から町役場を除く町有公共施設を当分の間、休館する。また、乙島キャンプ場も当分の間、閉鎖する。


◆障がい者アート展は休止−門川町

　県の緊急事態宣言発令を受け、門川町は１４日から、町内で開催していた国文祭・芸文祭みやざき２０２０分野別フェスティバル「障がい者アート展」を当分の間、休止する。町有公共施設の休館に伴うもの。


◆高速バスは運休

　九州北部を中心に広い範囲で降り続いている大雨で、県北各市町村とも正午現在、浸水や土砂災害、道路冠水などの被害は報告されていない。

　一方、九州自動車道や大分道、西九州道、長崎道の多くの区間と、東九州道の福岡区間では通行止めを継続。このため、延岡―福岡間の「ごかせ号」を含むほとんどの高速バスが運休したり、運行を見合わせている。