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ものづくり、楽しさ味わって

本紙掲載日:2021-08-23
8面

緑ケ丘小で体験教室−延岡工高機械技術部

◆金属製の風鈴作りに挑戦

 延岡市緑ケ丘の県立延岡工業高校機械技術部(矢野優希弥部長、糸山国寿顧問、9人)は4日、市立緑ケ丘小学校の児童を対象に「ものづくり教室」を開いた。4〜6年生の児童37人が参加し、高校生の優しく丁寧な指導を受けながら金属製風鈴作りに挑戦した。

 コロナ禍で多くのイベントが中止となる中、思う存分に遊ぶことも難しい子どもたちを思い、「ものづくりの楽しさを体験してもらいたい」と企画。地域貢献の一環として内容決めから始め、数カ月かけて準備してきた。

 生徒は、児童が短い時間で自分の力で風鈴作りを楽しんでもらえるよう、難しい組み立てなどを助ける「治具(じぐ)」を設計。3Dプリンターで製作し、持参した。また、材料もアルミ棒を切って穴を開けたり、リングに等間隔で穴を開けて糸を通せるようにしたり、手作りで用意した。

 児童は高校生の手助けを受けて、治具を使って糸を通したり、ボルトを固定したりと真剣な表情で製作。作業が進むにつれ、涼やかな風鈴の音が教室のあちこちから響いた。

 風鈴を作り終えた児童には、部員が持ち込んだゲームのコントローラーで自由に操ることができる無線ロボットを体験する時間や、児童が事前に手書きした名前と言葉を、レーザー加工して刻印した鉛筆も一人1本ずつプレゼントされ、大喜びだった。

 5年の井野陽斗さんは「糸を通してビーズを通すのが面白かったし、ボルトを組み立てるのも面白かった。いい作品ができたので玄関に飾りたい」。

 矢野部長は「製品を作って提供するという工業の仕事とは全く別物で、(子ども向けの工作を)企画して進行や必要な物を考えるという、イベントに重点を置くのはとても新鮮だった。学校の授業では学ぶことができないいい経験ができた」と充実した表情。「小学生の立場で考える難しさはあったが、治具が活躍しているのを見てうれしかった。子どもたちの『できた』の表情、声を見ることができて、企画して良かった」と話した。

 機械技術部はこれまで、「ロボットコンテスト」出場に向け、主にロボット製作などに取り組んでいるが、昨年からは、学んだことや自分たちの持っている技術を生かした地域貢献活動を実施。昨年は県立延岡しろやま支援学校の聴覚障害のある児童生徒に、3Dプリンターを使ってフェースシールドを製作し、プレゼントしている。

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