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食事は屋外で−延岡水郷鮎やな

本紙掲載日:2021-08-31
1面

食事棟は今年も中止

◆かわまち交流広場−いろり席で提供

 延岡市は、毎年10月に同市大貫町のかわまち交流館内に開設する秋の風物詩「延岡水郷鮎(あゆ)やな食事棟」について、昨年同様に中止し、屋外のかわまち交流広場に特設するいろり席で、あゆ料理を提供すると発表した。

 市によると、コロナ禍以前の状況では来店者の6割以上が市外、県外者だったという。そのため、新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先に考え、判断した。

 一方で、「鮎やな」の風情を楽しみながらあゆ料理を食すことができる環境の整備で、観光客の誘致を図ってきた経緯から、歴史と伝統の深み、風情を楽しみながらあゆ料理を堪能してもらおうと、特設いろり席等の環境整備を行う。感染リスクを抑えるための昨年に続く取り組み。

 鮎やなは例年通り、10月下旬から12月の第1日曜にかけて架設予定。あすまで、かわまち交流館の指定管理者である延岡観光協会がいろり席の事業者公募を行っており、10月1日〜11月30日にかけての営業を目指すという。

 実施について、「(期間中の)感染状況等を考慮しながら、関係者と協議して実施の可否を判断する」としている。

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