ひなたＭＢＡ・フードビジネス部門

食関連産業の人材育成

◆県、２コースで受講者募集

　本県経済をけん引する産業人財の育成を目指し、県は「ひなたＭＢＡ（みやざきビジネスアカデミー）」のフードビジネス部門を開講する。受講者を募集している。

　ひなたＭＢＡは２０１６年度から実施している。今年度開講のフードビジネス部門は、本県のフードビジネスの振興を担う食関連産業の発展のため、同産業の就職希望者から若手社員、幹部社員など各階層・担当職位などに応じた人材育成プログラム。基礎的な内容から専門的な知識まで、プロフェッショナルな講師陣で行う。

　プログラムは２コース。チャレンジコースは、食産業に従事する若手社員や食産業への就職・転職希望者らを対象に商品開発や食品衛生、販路開拓の基礎を実践的に学ぶ内容。全１４講座（９月２９日〜１２月２２日）や個別相談会などを行う。

　プロフェッショナルコースは、食関連企業の経営層、経営幹部候補者らを対象に、経営哲学や経営手法のノウハウ、マネジメントスキルの習得などを目指すカリキュラム内容。全９講座（１０月５日〜来年２月２１日）などを予定している。

　両コースとも会場開催の講座の受講は２０人程度で、定員になり次第締め切る。講座の録画動画を何度でも視聴できるオンライン受講は定員を設けず随時受け付ける。

◆４日、オンラインでキックオフセミナー

　また、開講に先立ち、４日午後１時３０分から、シーガイアコンベンションセンターでキックオフセミナーを開催する。「宮崎発！エクセレントカンパニーが育む、新時代の食産業」をテーマに、オンラインで講演やパネルディスカッションを配信する。

　ひなたＭＢＡの受講、キックオフセミナーについての申し込み、問い合わせは同事務局（電話０８０・８０９６・３１８３、ファクス０９８５・６８・３１０１、ウェブサイトｈｔｔｐｓ：／／ｗｗｗ．ｍｉｙａｚａｋｉｆｂａ．ｃｏｍ／、メールｉｎｆｏ＠ｍｉｙａｚａｋｉｆｂａ．ｃｏｍ）。