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100年育て木材を100年使う―

本紙掲載日:2021-09-07
8面
作品の一例。ヒノキのお食い初めセット(提供写真)
ツガのインテリア「かがみ餅」(提供写真)

銘木文化を体感して−グロースリング

◆10月2、3日「百年木材」展示会

 日向市日知屋で国産材の製材を行うグロースリング(岸本泰生社長)は10月2、3日、樹齢100年以上の木材を使った家具やインテリアの展示会を行う。会場は同市塩見の同社ギャラリー。時間は午前10時〜午後5時。入場無料。予約制。

 同社では、5年前から「100年育てた木材を100年使う」をコンセプトに「百年木材」事業を展開。デザイナーや木工作家とコラボレーションし、ものづくりを行っている。

 会場には、大分県由布市の木工作家、神野達也さん(木屋かみの代表)がデザイン、製作した県産スギのダイニングセットや宮崎市の障害福祉サービス事業所「向陽園」が作ったヒノキのお食い初め食器セットのほか、一輪挿しやモダン神棚、食器、子ども用玩具などが並ぶ。

 同社百年木材事業部の林紗由美マネジャーは「百年木材ならではの、年輪の美しさ、風合いを感じていただきたい。新しい日本の銘木文化をぜひ体感しに来てほしい」と呼び掛けている。

 ギャラリーの場所は、塩見簡易郵便局前交差点を北に曲がってすぐ左の路地沿い。栗尾神社の右側にある。

 予約、問い合わせは、グロースリング(電話日向52・7935)へ。

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