東京オリパラ初出場の６人が仲間入り

延岡駅前のモニュメント

　ＪＲ延岡駅前の「延岡市ゆかりの歴代オリンピック・パラリンピック出場者モニュメント」について、同市は今夏の東京五輪陸上男子２０キロ競歩銀メダリストの池田向希選手（旭化成）ら同五輪・パラリンピック日本代表９人の手形・足形プレートなどを製作、設置する。１３日の市議会本会議で可決された今年度一般会計補正予算に、製作事業費２５７万円を計上した。

　製作するのは他に−、▽東京五輪柔道男子７３キロ級金メダリストの大野将平選手（旭化成）▽同柔道男子８１キロ級金メダリストの永瀬貴規選手（同）▽同陸上男子１万メートルの相澤晃選手（同）▽同陸上男子５０キロ競歩の川野将虎選手（同）▽同ハンドボール女子の原希美選手（三重バイオレットアイリス）▽同バスケットボール男子のベンドラメ礼生選手（サンロッカーズ渋谷）▽東京パラリンピック陸上女子走り幅跳び（義足Ｔ６４）の中西麻耶選手（阪急交通社）▽同陸上女子４００メートル（知的障害）の外山愛美選手（宮崎銀行）。

　原選手は同市出身、ベンドラメ選手は延岡学園高校の卒業生、外山選手は延岡しろやま支援学校の卒業生。旭化成所属の池田、相澤、川野３選手を含めた６人はともに初出場のため、手形・足形プレートを新設する。

　大野、永瀬両選手は初出場の２０１６年リオ五輪後に手形、中西選手は初出場の０８年北京パラリンピック後に足形をそれぞれ製作、設置済みのため、今回は題字プレート交換のみとなる。

　モニュメントは１９９９年３月、当時のＪＲ延岡駅前広場整備に合わせて設置。現在は駅前の高速バス乗車場近くに４６人のモニュメントが並んでおり、今回で計５２人（五輪代表４８人、パラリンピック代表４人）となる。