外国コイン募金約５キロ−宮崎銀行

県ユニセフ協会事務局に贈呈

　宮崎銀行（杉田浩二頭取）が取り組む「ユニセフ外国コイン募金」の贈呈式がこのほど、宮崎市の同行本部棟であり、昨年１２月から今年８月までに寄せられた外国のコインや貨幣など約５キロ分を県ユニセフ協会事務局に託した。

　ユニセフ（国連児童基金）は、世界の子どもたちの命と健康を守る国連機関で、開発途上国を中心に世界１９０カ国以上の国と地域で活動。募金は日本ユニセフ協会などが１９９２年から実施し、教育、保健、緊急支援などに活用される。

　同行はＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の達成に向けた国際貢献の一環として、２０１９年１１月から本県と鹿児島県の本店、支店、営業部など１１カ所のカウンターに募金箱を設置。国内では換金ができない外国コインなどを募っている。

　贈呈式には同行から国際部長の秋本英伸さんと企画役の丸岡貴明さん、県ユニセフ協会から事務局次長の兼城絢子さん、事務局広報部長の相田久雄さんらが出席。約９カ月間で集まった外国のコインや紙幣、日本円など約５キロ分を贈った。

　同協会の相田さんは「このたびは、ユニセフに多くの外貨コインをいただき、本当にありがとうございました。募金は世界の子どもたちのために使わせていただきます。今後ともユニセフ活動に協力をお願いします」と感謝を述べた。

　同行の贈呈は今回で３回目。引き続き募金箱を設置して外国コインなどを募っている。県北では延岡営業部、日向支店に設置。協力を呼び掛けている。