夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
2021年度・第48回夕刊デイリー明るい社会賞
◆箏一筋、暗譜の継承貫く
背筋をシャンと伸ばし、向かい合って座る弟子の手元をじっと見詰めながら「ハア」「ヨウイ」「ソレ」と小気味よく間を取り、糸をはじく。箏(こと)一筋に75年。稽古に譜面はなく、奥深い暗譜の継承スタイルを今も貫く。
都城市出身。本名は莫根(あぐね)ミナ。終戦翌年の1946年、芸で身を立てるため18歳の時、高野流箏曲国風音楽講習所に入所した。
尺八奏者だった夫の故・阿久禰聖童さんは日向市文化連盟の初代会長。同講習所の3代目家元でもあり、2人は63年に同市に出張所を開設。その後、本部も同市へ移した。自身は72年に4代目家元を継承。門下生は450人を超える。
師匠でもあった聖童さんは礼儀正しく、芸に厳しい人だった。「片や私はざっとした性格でしたから、私たちは2人で一つ。だからみんな付いてきてくれたのでしょう」と振り返る。
多くの弟子や友人に見守られながら1人暮らしを続け、稽古の合間、趣味の料理や手芸を楽しむ日々。「自分の人生なんて今まで振り返ったこともなかったけれど、明けても暮れても稽古ばかり。それが幸せだったかと聞かれれば、まあ、そうするより仕方なかったわね」とほほ笑む。
(推薦者=歌津紘子・歌津鮮魚店販売担当、藤間鈴洋・藤間鈴洋会会主、河内小夜子・日向市民生委員児童委員)