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松林を整備、約10年

本紙掲載日:2021-11-10
1面
松の周りに生い茂る草を刈る長浜町ふれあいの森の会会員
長浜町ふれあいの森の会と作業を手伝った高齢者クラブ

長浜町ふれあいの森の会−延岡

◆高齢化など理由、活動に幕

 延岡市の長浜海岸の松林を整備する「長浜町ふれあいの森の会」(甲斐善一代表、4人)は、会員の高齢化や後継者不足により、今年度をもって約10年の活動に幕を閉じる。甲斐代表は「地区内外の皆さんから喜んでもらえたことが一番うれしかったです。今まで続けてこられた励みになりました」と活動を振り返った。

 同市と兄弟都市の福島県いわき市の新舞子浜にある「道山林」と呼ばれるクロマツ林は、1622年に内藤家が植樹したもの。2011年3月の東日本大震災の時、漂流物が農地に流れ込むのを防ぐなどの効果があったとされている。専門家によると、津波自体を完全に抑止することはできないものの、津波エネルギーの減衰や漂流物の捕捉効果などの減災を発揮すると考えられるという。

 大震災当時、長浜町区長を務めていた甲斐代表は、海岸林の重要性を知り、区長として行動を起こそうと、松林の管理や整備に関心のある人に声を掛けた。12年5月に会員20人の同会を立ち上げ、防潮や防風、防砂の防災林として、これまでに約5千本の松を植栽。また、下草刈りや松林を切り開いた遊歩道「ふれあいの道」の整備、子どもたちの野外活動なども行ってきた。

 10月29日は同会員4人に加え、同町の高齢者クラブ「長浜さざ波会」と「青海ながはま」の約10人が、長浜海岸の松苗の植栽や松林の下草刈りに汗を流した。参加者は、約2メートルの間隔で立てられた棒の近くにスコップやシャベルで穴を掘り、苗に優しく土をかぶせて丁寧に植えたほか、郡生した松林の周りに生い茂った雑草を草刈り機を使って刈り取った。互いに声を掛け合いながらスムーズに作業を進め、同会として最後になる松苗の植栽を終えた。

 甲斐代表は「約1・3キロメートルのふれあいの道は、散歩したりする人の交流の場。活動終了後も体力の続く限り、整備を続けていきます」と松林を眺めながら笑顔で話した。

 同会は今年度まで定期的に下草刈りを続け、腐食した枝を切断したり、ごみ拾いをしたりして活動を終えるという。

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