県北最大の観光物産展のぼりざるフェスタ

１３、１４日・城山公園北駐車場−活気あふれる場に

　県北地区最大の観光物産展「のぼりざるフェスタＴｏｇｅｔｈｅｒ２０２１」は１３、１４日、延岡市の城山公園北駐車場で開かれる。１３日は午前１０時〜午後５時、１４日は午前１０時〜午後４時まで。主催の同実行委員会（児玉翔太委員長）は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小しての開催を決定。当日は入場ゲートを設けて来場者の検温や手指消毒など対策を徹底するとしている。

　今年のテーマは「笑顔〜笑う門には福来る」。コロナ禍の影響でさまざまなイベントが中止となる中、活気あふれる場を提供することで多くの人に笑顔になってもらいたいという思いが込められている。

　原点でもある物産販売では、４１事業者が出店。例年のようなイートインスペースは設けず、飲食は会場内で禁止し、同周辺でも自粛を呼び掛ける。また初の試みとして、会場の動画をＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）で生配信する「ライブ班」を結成。実行委メンバーが２日間を通して、各事業者・出展者ブースのリポートを行う。

　会場内では、子どもが伝統工芸品「のぼりざる」に扮（ふん）して木の棒を登る恒例企画「わんぱくのぼりざる」のほか、唯一ののぼりざる製作者として知られる橋倉由美さんの作品展示、羊毛フェルトを使ったワッペン作り「のぼるくんのフェルトワッペン教室」を開催する。

　同実行委は「徹底したコロナ対策の上、老若男女すべての皆さまに『笑顔』になってもらえるイベントにしたい」としている。問い合わせは市商工観光部観光戦略課（電話延岡３４・７８３３）。