２年ぶり開催、笑顔広がる

１４日までのぼりざるフェスタ

　県北観光物産展「のぼりざるフェスタＴｏｇｅｔｈｅｒ２０２１」が１３日、延岡市本小路の城山公園北駐車場特設会場で開幕した。「笑顔〜笑う門には福来る〜」をテーマに、１４日まで地元県北のおいしいものや工芸品の４１店が軒を連ね、出店やイベントで来場者を楽しませる。主催は、同実行委員会（児玉翔太委員長）。

　コロナ禍のため２年ぶりの開催。規模縮小も余儀なくされたが、テーマには毎年恒例の祭りやイベントが中止される中で、たくさんの人に笑顔になってもらいたいという願いを込めた。

　開会式では、児玉委員長が開催に尽力してくれた人たちに感謝。「この状況下、フェスタが開催できることは本当に大きな意味があります。安心・安全な形で開催することで、県北のほかのイベントのモデルにしたい。制限はありますが、久しぶりのリアルな物産展です。みんなが笑顔で元気に、そして子どもたちの楽しい思い出に、あすへの活力になることを願っています」と呼び掛けた。

　大会会長の門田賢士千徳社長、来賓の読谷山洋司市長があいさつに立ち、２日間の盛り上がりに期待を寄せた。

　好天に恵まれたことから、午前１０時の開場時には家族連れなどが詰め掛けた。また、先着２００人には、同フェスタのマスコットキャラクターのぼるくんから虎彦特製のどら焼きが配られ喜ばれていた。

　なお、感染症対策のため、入場は１人ずつで検温とマスクの着用を確認。飲食スペースは設けず、会場内での飲食も禁じている。