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新型コロナワクチン−3回目接種券を送付へ

本紙掲載日:2021-11-13
1面

2回目から8カ月経過した人に

 県は12日、新型コロナワクチンの3回目接種について、今月中旬以降、順次接種券を送付していく方針を示した。2回目接種完了から8カ月が経過した人から順次送付。医療従事者向けの接種を12月上旬から始める。

 国の分科会で追加接種の方向性が示され、事務連絡を受けて、想定スケジュールを作成、公表した。

 3回目は、追加接種を希望する人が対象。接種券は市町村がリストをもとに順次送付する。接種は高齢者などが来年1月、一般が来年3月からスタートすると想定している。

 また、県は10月、県内の医療機関に個別接種ができるかについての意向調査を実施。市町村に通知しており、未接種の人の個別接種は随時行える体制を維持していく。

 今月10日時点で、県内の12歳以上の全対象者97万5230人のうち、82万8802人(約85%)が1回目の接種を終え、2回目接種も80万5991人(約82%)が終えた。課題とされた若い世代も1回目接種を10代が73・1%、20代が72・5%終えている。

 重黒木清県福祉保健部長は対策本部会議で「希望する人にはほぼ行き渡りつつある。市町村と連携し、3回目の接種と、まだ打たれていない人の接種をさらに進めていきたい」と語った。

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