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落ちアユ、けさ“大漁”

本紙掲載日：2021-11-16

1面

落て簀いっぱいに落ちたアユ（１６日、延岡水郷鮎やな）

朝日の中落て簀で跳ねる－延岡水郷鮎やな

　延岡市の大瀬大橋下流に架かる延岡水郷鮎（あゆ）やなにけさ、落て簀（す）いっぱのアユが落ち、朝日に輝きながら跳びはねる光景が広がった。やな師の髙橋生矢さん（７１）によると、まとまった量が捕れるのは、先週に続き今季２度目で、この先も期待できるという。

　髙橋さんが午前７時前に日課の安全点検に訪れ、大量のアユを確認。水温が下がり、西風が吹く好条件を察し、前日から落て簀への水量が増すよう、やなの具合を調整していたところ、予感が的中したという。

　落ちたアユの量は高橋さんの目測で８０キロ以上。小ぶりの個体を逃がしても２０００匹近くに上る。産卵期を逃さないのもやな漁のこつといい、つかんだだけで卵がこぼれ出すほど腹の膨れた２０センチ大の子持ちアユが多く見られた。

　新型コロナウイルス対策で、残念ながら今年は鮎やな食事棟での食事提供が中止されたため、確保したアユは全て急速冷凍して保存。落て簀では髙橋さんら職人が、ある程度まで育ったアユを素早く手網で集めては次々と籠をいっぱいにさせて、車に積み込んだ。

　冷凍施設の保存区画を確保するのも一苦労というが、「指をくわえてアユを待つより、忙しくて手間暇かけた方がいい」と髙橋さん。子どもの頃から父のやな漁を手伝い、現在地での架設が１２年目となるベテランは、「上流にはまだアユが多く、今後も期待できる」と心地よい汗を流していた。

落ちアユ、けさ“大漁”

五ケ瀬スキー場、２０日オープン

主要地方道竹田五ケ瀬線－「土生工区」が改良完了

３季ぶりオープンへ準備着々－五ケ瀬ハイランドスキー場

次は「あんなばうどん」－来年の地蔵尊大祭で販売へ

正月生花の競り活気－延岡生花地方卸売市場

新酒の仕込み本格化－延岡市の千徳酒造

東郷診療所－グランドオープン

霜月祭で神楽を奉納－五穀豊穣や地域の安寧願う

雄大な景観を舞台に夜神楽－高千穂町岩戸

活力あるまちをデザイン－魅力や伝統、ＳＮＳ発信ＰＲ

五ケ瀬スキー場、２０日オープン

エンクロスで「冬のおはなし会」－延岡

楽しい海外のクリスマス－外国人と交流

重機使う仕事「すごい」－日知屋東小で出張講座

機能別消防団員に任命－九州医療科学大の学生１８人

ＦＣ延岡ＡＧＡＴＡ－エンクロスを〃ジャック〃

ものづくり科学に関心－川島小で体験学習

風化する戦争の記憶継承－ステージ発表やパネル展

ポストのオブジェ塗り直す－西階幼稚園

映像通報システム正式運用－延岡市消防本部

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