厚労大臣表彰に岩木さん
本紙掲載日：2021-11-17
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全国歯科保健大会宮崎市で開催
第４２回全国歯科保健大会は１３日、宮崎市のメディキット県民文化センターであり、延岡市の歯科医岩木秀文さんが厚生労働大臣表彰を受けた。
大会テーマは「いきいき歯つらつ健口長寿〜神話のふるさと・スポーツランド宮崎へようこそ」。主催は厚労省、日本歯科医師会、県歯科医師会、県など。後援は夕刊デイリー新聞社など。
例年、都道府県の持ち回りで開催しているが昨年はコロナ禍で中止。今回はオンライン参加を含めて２年ぶりに開かれた。
実行委員会委員長の重城正敏県歯科医師会会長が「本大会を通して、口腔（こうくう）健康管理の重要性を発信したい」とあいさつ。
後藤茂之厚労相のメッセジーが代読で「おいしく食べることと歯・口腔機能は密接に関わる。多彩な食文化が魅力の宮崎県から発信することは大きな意義がある」と紹介された。
河野知事はプロ野球・パリーグ優勝のオリックス、延岡市で合宿する柔道男子日本代表などの活躍に触れ「縁起がいい宮崎県。今回オンライン参加の皆さんもぜひパワースポット宮崎へ」とアピールした。
厚生労働大臣表彰は個人５６人と１団体。岩木さんは県内で唯一の受賞だった。日本歯科医師会会長表彰は個人５２人、２団体で、県内からはいずれも宮崎市の土田英昭さん、�皺�重雄さんが表彰を受けた。
受賞者を代表し岩木さんが「栄えある表彰は身に余る光栄。感激を励みにより一層、地域歯科保健の普及、向上に尽くしていきたい」と謝辞を述べた。
特別講演では宮崎市出身で柔道男子日本代表前監督の井上康生さんが「私の柔道哲学」と題して話した。