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2022年が始動

本紙掲載日:2022-01-04
1面
県の仕事始め式(4日午前、県庁講堂)

官公庁、事業所仕事始め式

◆知事、ポストコロナにつなぐ年に

 県の仕事始め式は4日午前10時から、県庁講堂で開かれた。河野知事は、約60人の幹部職員を前に「今年は『つなぐ』をキーワードとして、ポストコロナ社会につないでいく一年になるよう一丸となって取り組みたい」とあいさつした。

 知事は、新型コロナウイルスの感染拡大や高病原性鳥インフルエンザの発生、宮崎市内海の土砂災害など昨年を振り返りながら、「今年も『常在危機』の意識を徹底し、危機事象への対応を念頭に県政運営に取り組みたい」と抱負。

 キーワードの「つなぐ」について、ポストコロナ社会につなぐほか、「これまでの県政の成果を将来につなぎたい」「人口減少問題など諸課題に取り組んで安定的な人口動態につなげ、20年、30年後、将来につないでいきたい」などと述べた。

 職員に向けては、「諸課題に対して国・県・市町村や関係者が連携し、力を合わせていくことも『つなぐ』こと。その意味をよく考えてほしい。心身の健康に注意を払い、より良い仕事ができるよう頑張ってほしい」と激励した。


◆今年も放送でメッセージ−延岡市

 延岡市は、読谷山洋司市長が庁内にメッセージを放送。3日に県内で新型コロナウイルス感染確認が発表されたことを受け、「市民を守るためのさまざまな施策を引き続きお願いするとともに、職員一人ひとりの健康管理、感染予防をさらに徹底してほしい」と呼び掛けた。

 働き方改革についても触れ、「皆さんが腕を振るい、仕事に集中してもらうため今年はより強化していき、働きがいのある職場づくりをしていきたい」と意欲。業務の進め方については「市全体の仕事を一人ひとりが理解し、把握する努力をこれまで以上に払ってほしい」と求めた。


◆コロナの冬をバネに飛躍の年に−日向市

 日向市の仕事始め式は4日、市役所4階委員会室で十屋幸平市長、黒木秀樹副市長、今村卓也教育長をはじめ部課長ら約60人が出席して行われた。

 十屋市長は、今年の干支(えと)・壬寅(みずのえとら)の年は「冬が厳しいほど、春の芽吹きは生命力にあふれる」とし、「コロナ禍の厳しい冬の経験をバネにして、今年は春の芽吹きのごとく飛躍する年にしたい。さらなる成長と新たなスタートの年として市政運営に努めてほしい」とあいさつ。

 また、オミクロン株などの新型コロナウイルス感染症対策にも触れ、「市民の命と健康を守る政策が第一。3回目のワクチン接種、新たな市民の生活を支える経済対策などにも取り組む。市民に夢と明るい話題を提供できるよう、協力をお願いしたい」と呼び掛けた。

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