グランドオープンへ着々

道の駅北川はゆま、改装工事進む

　延岡市北川町の道の駅北川はゆま（脇坂光一駅長）で、駅内レストランの改装工事が着々と進んでいる。３月下旬から４月中旬ごろ予定のグランドオープンに向けて臨時営業を続けている。営業時間は午前１１時〜午後５時ラストオーダー（朝食バイキングは午前７時〜９時３０分ラストオーダー）。出入り口は建屋西側に仮設している。

　同道の駅は、施設内スペースの拡張と防災機能の向上を目的に、昨夏から増改築を開始。建屋西側にあった駐車スペースを解消し、レストランや物産館販売コーナーなどを拡充するという。

　レストランは、内装工事のため座席数を通常時の半分以下（４０〜５０席）に抑えての営業。調理場の改装はすでに終了しており、スタッフは１月１日付で新料理長に就任した清水修一さん（５１）の下、日々連携を深めながら新たな環境での業務に励んでいる。

　ホールでは、業務効率化と新型コロナ対策も兼ねた対人非接触型の注文システムを新たに導入し、各席に専用タブレットを設置。また、グランドオープン前の記念メニューとして「和風ハンバーグ定食」（税込み千円）を販売しており、鉄板で提供するジューシーな肉厚ハンバーグが好評を得ている。

　和食やフランス・中華料理への造詣が深く、これまで沖縄県内のホテルなどで腕を振るってきた清水さんは「スタッフの足並みをそろえ、お客さまの納得のいくメニューをそろえたい。北川はゆまが県ナンバーワン、九州ナンバーワンの道の駅になるよう料理の面から支えることができれば」と話している。