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2022年新春インタビュー(19)−谷平興二延岡観光協会会長

本紙掲載日:2022-02-14
1面

「天皇家のふる里」の大きな幟

◆高千穂〜延岡−日向神話の道が完成

−−昨年も厳しい一年でした。

ご存じの通り、新型コロナに多大な影響を受けています。延岡の飲食店さんは相当お困りだと認識しています。たくさんのイベントが中止され、それに出店することを期待していたお店も少なくありません。また、長年延岡で営業なさっていた〃しにせ〃が店を閉めざるを得なくなった事態には、身を切られるようなつらさがありました。
そんな中、私たちも断腸の思いで「延岡花物語」中止の決断をせざるを得ませんでした。延岡在住の〃サスケレジェンド〃長野誠さんをはじめ「サスケオールスターズ大集合」など、さまざまな企画を練って「来場者10万人」の達成を、と張り切っていただけに残念です。
−−協会主導で作成した冊子「満願三十三社神たび」が好評です。
昨年10月に5千部を作成したところ、あっという間になくなり、さらに5千部を増刷しました。私は若い頃から延岡を元気にするにはどうしたら良いかをずっと考えてきました。「延岡いちばん」という企画を打ち出し、延岡には「アウトドア」「アスリートタウン」「食のまち」「内藤家の城下町」「神話が語る天皇家のふる里」など、一級の観光資源があることを強く訴えてきました。
一方で、全国にPRできる大きな「幟(のぼり)」がなかった。熊本は〃阿蘇山〃、鹿児島は〃西郷さん〃という、誰もが分かるシンボルがなかった。ですが、冊子の完成により延岡は「天皇家のふる里である」という大きな幟が立ちました。
延岡にはニニギノミコトの御陵墓があり、西南戦争の時、西郷さんとニニギノミコトの時空を越えた出会いがありました。そのおかげで、西郷さんは故郷鹿児島に帰ることができました。
天皇家の祖ニニギノミコトが高千穂に降臨し、コノハナサクヤヒメと笠沙(かささ)の岬(愛宕山)で出会い、ひ孫である神武天皇が日向からお舟出されたという神話の夢物語の完成です。「天皇家のふるさと県北」の高千穂、延岡、日向をつなぐ神話の道が完成しました。この道は、100万人を運んで来るとてつもなく大きな道になります。

−−観光客誘致の可能性はどうですか。

昨年、大手旅行代理店が初めて、延岡の食を訪ねるツアーを組んでくれました。こちらからの働きかけでなく、向こうが自発的に企画してくれたもので、本当にうれしかった。さらに宮交観光さんが「延岡はおいしい」というツアーを組んでくれました。「GoToトラベル」などの効果もあるでしょうが、〃向こうから〃の意味は本当に大きい。「延岡の食」と「神たび」は今後、誘致の太い柱になると思います。
旭化成の100周年事業にも期待しています。延岡を中心とした企画になるでしょうから、大きな人、物、お金の流れが起きると思います。市民一丸となって応援したいし、観光協会も大いに協力させていただきたい。

−−今年の抱負を。

高千穂、延岡、日向と地域を超えた大きな連帯の流れで「神たび」が完成しました。昨年12月には、三十三社巡りの満願達成者第1号が出ましたし、これから続々と出て来るでしょう。冊子を通じた「神たび」が、私たちの手を離れて、一人歩きしてくれることが一番。個人やグループでの旅、神社や旅行会社の企画等も良い。広く愛される旅になると思います。そして四国八十八カ所巡りに匹敵する、「九州三十三社巡り」になることを心から願っています。

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