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2022年新春インタビュー(20)−兒玉修九州保健福祉大学学長

本紙掲載日:2022-02-17
1面

学生の夢、学びを応援

◆地域と往復運動−組織の可能性広げたい

−−就任2年目の昨年も、コロナ禍の影響を受けた一年でした。

1年目は学内での感染対策やオンライン授業の導入に神経を使いましたが、2年目はそれらが定着しました。オンラインでは対応できない学外での実習も、受け入れ先にご配慮いただき、実施できました。
学長に就任してから、学生と一堂に会して何かを行うことの意味を改めて考えさせられています。「オンラインでできることはオンラインで」といっても、現場での緊張感や高揚感の中で初めて体得できるものもあります。対面だからこそ身に付けられる能力が何かを見極めることが大切になります。「基本は対面」で考えていきます。

−−昨年、社会福祉士の国家試験の合格率が九州の私立大学で初めて1位を獲得しました。

学生と教職員の地道な頑張りを素直にたたえたい。後輩の学生たちの励みにもなっています。ただ、順位は順位。あくまでも大学教育としては、福祉の現場で実際に活躍できるような実践的能力を育てることが目標です。

−−昨年度から入試検定料を免除しています。

コロナ禍によるさまざまな事情から受験そのものを諦める生徒さんがいるということで、とにかく「受験を諦めないでほしい」という、順正学園全体の方針です。受験機会の保証、拡大の意味では確実に効果があったと思います。

−−昨年末、中止となった学祭の代わりとして学生企画のウインターパーティーが開かれました。

2年連続中止でしたが、学生課の職員の力も借りて感染対策を講じたやり方を考え、実現しました。苦労しながらも、形あるものをつくり出したということが、良かったと思っています。

−−新たな試みは。

学生から「他の学部・学科の人と一緒に学ぶ機会が少ない」とか、「延岡という地域を体感できるような授業がない」という声をよく耳にします。そこで、医療や福祉について学部・学科の枠を越えて学び合える授業を始めることにしました。学外では延岡市の協力を得て、県北をフィールドに、カヤック体験など、地域の魅力を実際に感じられるような体験学習を計画しています。せっかく延岡の大学に来てもらったので、いろんな形で延岡のことを知り、関わってほしいなと思います。

−−さらに地域との連携が期待されます。

自治体やさまざまな組織との相互連携はこれまでも継続的に行ってきましたが、市民の方へは大学から一方的に働き掛けるだけでした。これからは、「九保大の一人一人のスタッフは、地域に対して何ができるか」を具体的に発信し、市民からの注文や要請に本学のスタッフが応えていく、といった往復運動としての連携をつくっていきたい。できれば、小中学生にとっても身近な大学でありたいと思っています。

−−改めて一年の抱負をお願いします。

感染症対策には長期戦で臨みます。また、学生と教職員との一体感を基盤に、学生の夢や学びを応援する組織としての可能性をさらに広げ、大学のスタッフや資源を介して地域社会との連動や往復運動を活発化させたいです。

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