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島浦町に満月食堂−3月オープン

本紙掲載日:2022-02-23
1面
プレオープンではたい茶漬けなどスタッフが100食を振る舞った

約15年ぶりに飲食店−島の味提供へ

◆休漁の夜の活気をと命名

 県内唯一の有人離島、延岡市島浦町に来月オープンする満月食堂(結城志帆店長)のプレイベントが18日、島浦駐在所近くの同店であり、結城店長らスタッフが島民に地元の食材を使ったたい茶漬けなど100食分を振る舞った。

 同食堂は、昨年12月10日に設立された同町の「日々とデザイン」(甲斐慶太朗代表、5人)が運営。同社は島の活性化事業として、地域の特産物などを活用した商品開発も行っている。

 同町では、集魚灯を使う「まき網漁業」が盛んに行われ、漁師たちは、集魚灯の効果が薄れる満月の日を休養日にしていた。飲食店があった時代、この日を仲間や家族と飲み食いして過ごしていたため、島内は活気にあふれていたという。

 店名には「この時代のにぎわいを取り戻したい」という思いが込められている。同町で民泊「遊季」を営む結城豊廣さん(72)は「飲食店ができたのは、約15年ぶり。あるとないとでは活気が違う」と開店を歓迎する。

 イベントは店舗前で行われ、結城店長(45)らがたい茶漬けや牛すじカレーなどを提供。島民はにこやかな表情で受け取り、持ち帰ったり特設されたスペースで食べたりして、新しい〃島の味〃を堪能した。

 インドネシアの技能実習生、スリさん(21)=古谷水産=とショッパさん(21)=事平丸=は「とてもおいしい」と笑顔で評価。「普段は自炊している。疲れた時とかに食べられるから助かる」と喜んだ。

 同食堂は、船具屋や建材屋だった鉄骨造り3階建ての建物を活用。1、2階の広さは約87平方メートルで、2階は商品開発用の部屋として利用する。1階の食堂は昨年12月に着工し、現在内装工事が進められている。

 開店は、甲斐代表(31)が19年に行われた市のビジネスプランコンテストで、最優秀賞を受賞したのを機に動き出した。コンテストでは、来島者を増やすため、空き店舗を仕事や食事が可能な施設に改築することなどを提案していた。

 オープン予定は、来月の満月の翌日となる19日。甲斐代表は「コロナなどで計画通りにはいかなかったが、やっと形になってよかった。食堂が島に関わる人が増えるきっかけになったら、うれしい」と話していた。

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