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視覚障害者を支援−延岡五ケ瀬LC

本紙掲載日:2022-03-05
8面
目録を受け取った川越理事長(右)と笠会長

ライトハウスに助成金

 延岡五ケ瀬ライオンズクラブ(笠彰則会長、39人)は2月28日、視覚障害者を支援する延岡ライトハウス(渡邉博吏館長、運営管理・延岡愛盲協会)へ助成金を贈った。

 同クラブは、社会貢献活動の一環として献血運動、献眼献腎登録、福祉施設への助成などに取り組む奉仕団体。同ハウスへの助成は1979年の結成時から毎年行っている。

 贈呈式は延岡市山下町の同ハウス点字図書館であり、笠会長(54)が「他にもできることがあれば協力したいと考えている。助成金は有意義に使っていただけるとうれしい」とあいさつ。同協会の川越洋治理事長(80)へ目録を手渡した。

 川越理事長は「行政の補助金だけでは賄えない部分も多く大変ありがたい」と感謝。助成金は、同ハウスが取り組む点字図書館の運営やガイドヘルパーの同行援護、盲導犬賃与の助成などに充てられるという。

 渡邉館長(72)は「現在、視覚障害者の半数を占める中途失明の方は、点字の勉強や生活訓練を受けていないためか引きこもってしまう人が多い。先天性の視覚障害をお持ちの人も含め、身内だけで抱え込まずに相談してほしい」と呼び掛けていた。

 問い合わせは同ハウス(電話延岡32・2973)まで。

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